日曜劇場「下剋上球児」でCloverWorksがアニメ制作、監督の希望で石浜真史が参加

ドラマ「下剋上球児」に登場するアニメーションシーン。 (c)TBS

「ぼっち・ざ・ろっく!」などのアニメで知られるスタジオ・CloverWorksが、ドラマ「下剋上球児」でアニメーション制作を担当する。ドラマのチーフ監督である塚原あゆ子たっての希望で、アニメーター・演出家の石浜真史の参加が決定した。

TBSの「日曜劇場」枠で10月15日に放送がスタートする「下剋上球児」。同作では、野球の実技テストも行い選ばれたキャストたちによる本格的な野球シーンも見どころの1つとなっているが、その野球シーンの一部がアニメーションで制作される。石浜は「進撃の巨人」「SPY×FAMILY」「ホリミヤ」シリーズなどで、監督、演出、作画やオープニング・エンディングのディレクターを担当。参加の経緯を「塚原監督の『アニメでしか表現できないエモさ』というワードに感動して是非にとお受けしました」と伝え、「自分の映像制作の頂点にあるテーマが「エモさ」と気づいたばかりだったのでやりがいは凄まじいのですが、初めての経験なので監督の手腕に頼りっきりです。頑張りますので新しい野球の見え方に期待してください」とメッセージを送った。

鈴木亮平が主演を務める「下剋上球児」は、高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描く作品。やる気のない幽霊部員ばかりの三重県立越山高校野球部と、その野球部をなし崩し的に手伝うことになった鈴木演じる社会科教師・南雲脩司が、黒木華演じる野球部を強くしたいと意気込む家庭科教師の山住香南子の赴任をきっかけに大きく変わっていく。

石浜真史コメント

塚原監督の「アニメでしか表現できないエモさ」というワードに感動して是非にとお受けしました。最近、自分の映像制作の頂点にあるテーマが「エモさ」と気づいたばかりだったのでやりがいは凄まじいのですが、初めての経験なので監督の手腕に頼りっきりです。頑張りますので新しい野球の見え方に期待してください。