岩浪れんじ原作による実写映画「コーポ・ア・コーポ」のポスタービジュアル、メイン画像、予告編、主題歌情報が公開された。
「コーポ・ア・コーポ」は大阪の安アパート・コーポに暮らす、年齢も性別も職業もバラバラのワケありな住人たちとその周辺を描く物語。解禁となった映画のポスタービジュアルには、「いろいろあるけど、まぁええか。」というキャッチコピーとともに、コーポに住む主人公・辰巳ユリ、中条紘、石田鉄平、宮地友三が入り口に並んでいる姿が捉えられた。なおユリ役は馬場ふみか、中条役は東出昌大、石田役は倉悠貴、宮地役は笹野高史が演じる。
さらに予告編には、ユリをはじめ、冒頭からワケあり住人たちが次々と登場。後半には「生きるのが下手かもしれない。でも、今日も生きている」というナレーションののち、ユリが住人たちに見送られながらコーポを出発し、自転車で下町を走り抜けるシーンが収められている。
また主題歌はブルースデュオ・T字路sが歌う主題歌「愛おしい日々」に決定。原作のファンだというT字路sは「自分達が常々作っている曲の世界と重なる部分が大きいと感じておりましたので、主題歌を担当できること大変嬉しく、意気込んで、さて作ろうかとギターを抱えると、驚くほどあっという間にメロディも詞もしっくりと出来上がりました」と、同楽曲の制作について語った。「愛おしい日々」の一部は、予告編でも聴くことができる。「コーポ・ア・コーポ」は、11月17日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で順次公開。
T字路sコメント
八方塞がりのようでいて、ひと筋の光が見える。ささやかに、逞しく、それでも生きる。原作のファンであり、自分達が常々作っている曲の世界と重なる部分が大きいと感じておりましたので、主題歌を担当できること大変嬉しく、意気込んで、さて作ろうかとギターを抱えると、驚くほどあっという間にメロディも詞もしっくりと出来上がりました。きっと登場人物たちが私のなかに降りてきてこの曲を作らせてくれたのではないかと。とても気に入っています。エンディングとともに、作品の余韻を深められたらと願っております。
(c)ジーオーティー/岩浪れんじ