「ダンジョン飯」9年半の連載に幕 九井諒子のグルメファンタジー、単行本は12月に
九井諒子「ダンジョン飯」が本日9月15日発売のハルタVol.107(KADOKAWA)で最終回を迎えた。単行本の13巻と14巻は、12月15日に刊行される。
「ダンジョン飯」は2014年2月に連載がスタート。当時短編を中心に執筆し、人気を博していた九井の、初の長編連載として注目を集めた。ダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、金や食料を失ってしまった冒険者・ライオスの一行が、襲い来るモンスターを食べながらダンジョン踏破を目指す、ユニークな設定の”腹ぺこダンジョンファンタジー”。スライムや歩き茸、ドラゴンといったモンスターたちの生態を論理的に考察し、どう調理したら美味しく食べられるのかを描くことで、現実には存在しない食材の特徴や味にリアリティを持たせている。
2015年度の「コミックナタリー大賞」、「このマンガがすごい!2016」オトコ編、「THE BEST MANGA 2016 このマンガを読め!」、「全国書店員が選んだおすすめコミック2016」などさまざまなマンガ賞で第1位に輝いた。2022年8月にはTVアニメ化が発表に。TRIGGERがアニメーション制作を手がけ、2014年1月より放送される。