昔小説のモデルにした教え子が引っ越してきた、なぜか距離の近い「理想のおとなりさん」
佐野妙「理想のおとなりさん」の1巻が、本日9月14日に発売された。
ライトノベル作家の古橋湊大は、デビュー作品「太陽の女神が俺にだけデレてくる」、通称「俺デレ」が大ヒットしたが、それ以降の作品はなかなか売れず、市の文化講座で文章の書き方を教えて生計を立てている。そんなある日、家庭教師をしていたときの教え子・音成奏がアパートの隣に引っ越してきた。実は湊大は、奏を勝手に「俺デレ」のメインヒロインのモデルにしており、そのことがバレないよう距離を置こうとする。しかし奏はなぜかぐいぐいと湊大に近付いてきて……。売れない作家とゼロ距離な元教え子の関係を描くラブコメだ。