「フツーと化け物」1巻が本日9月12日に発売された。「幼女戦記」のイラストレーターとして知られる篠月しのぶと、「世界の終わりのオタクたち」の羽流木はないのタッグによる作品だ。
対人関係が苦手で、周囲に「うぶな化け物とかモンスターが人間の真似してるみたい」と言われてしまう女学生の伊藤さん。彼女は控え目だけど誰とでも仲のいい、クラスメイトの高橋さんをうらやんでいた。ところがある日、そんな高橋さんが人を丸呑みしているのを目撃したことで、伊藤さんは高橋さんが“人間に擬態する化け物”であることを知ってしまう。伊藤さんが高橋さんに抱いたのは、彼女が化け物である恐ろしさよりも、うまく“人間”ができていることへの憧れだった。高橋さんと友達になった伊藤さんは、彼女に人間社会の“普通”を教わることになり。一方、高橋さんにも何か思惑があるようで……。異才作家と気鋭イラストレーターが放つ“オトメ暴走譚”。