地味で弱気な少女が化粧で化ける、異色の後宮物語「後宮一番の悪女」1巻
苗川采「後宮一番の悪女」1巻が、本日9月5日に発売された。柚原テイルの小説を原作としたコミカライズ作品だ。
「後宮一番の悪女」の主人公は、化粧を愛する商家の娘・琳麗(りんれい)。彼女は地味な顔立ちで普段は弱気な性格だが、化粧をすることで自信を持った強気な美女へと変貌する。後宮「永寧宮」の賢妃に自分が開発した化粧品を売り込みたいと願っていた彼女は、父と仲良しの宦官・道栄の手引きで後宮に営業へ行くチャンスをもらう。しかし賢妃に会わせてもらえるというのは真っ赤な嘘で、娘の嫁入りを願う父親の策略により琳麗は九嬪の1人として後宮入りさせられてしまう。権力争いには興味がない琳麗は後宮から出たいと考えるが、皇帝の企むとある計画に巻き込まれていく。