血が煙る、願いと罰に溢れた世界を呪われた子と旅する「魔法使いと赤のピルグリム」
羊歯「魔法使いと赤のピルグリム」が、本日9月4日に上下巻で発売された。
「魔法使いと赤のピルグリム」は、どんな傷を負ってもなぜか死なない呪われた女の子・ベニと、口だけの魔法使い・ハウカットルの旅を描いたダークファンタジー。その世界には願いを叶えるため人間から魔法使いになった異形の者たちがおり、魔法使いたちは願いを叶えるたびに痛みや人間性の欠如などの罰を受ける。そんな中で、青い血の子供を食えば罰が消えると魔法使いたちの間に噂が立つ。青い血の子供を探して、ハウカットルとベニは不思議な国を巡る。