藤子・F・不二雄「未来の想い出 新装版(仮)」が、12月1日に刊行される。
これは4月から本日8月30日にかけて刊行された「藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス」全10巻の通常版の好評を受けてリリースされるもの。藤子・Fが1991年に発表し、「ドラえもん」を除くと最後の連作となる中編「未来の想い出」が「藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス」に近い体裁で再編集され、藤子・Fの生誕90周年記念日となる12月1日に発売される。
「未来の想い出」は1991年にビッグコミック(小学館)に連載された作品で、かつて大ヒットを飛ばしたものの、現在は鳴かず飛ばずのマンガ家・納戸理人が、タイムリープし人生をやり直す物語。1992年には森田芳光監督により「未来の想い出 Last Chiristmas」として映画化もされ、同作には藤子・Fも占い師役として出演している。
(c)藤子プロ・小学館