ミュージカル「ジョジョ」ジョジョ役は松下優也&有澤樟太郎、ディオ役は宮野真守
荒木飛呂彦原作による「ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』」のキャストと、キャラクターに扮したキャスト陣の“扮装ビジュアル”が解禁された。
同作の主人公であり、英国貴族ジョースター家の一人息子・ジョジョことジョナサン・ジョースター役は、松下優也と有澤樟太郎がWキャストで担当。ジョースター家の養子で、ジョジョの宿命のライバルとなるディオ・ブランドー役は宮野真守が務める。ジョナサンの思い人であるエリナ・ペンドルトン役は清水美依紗、ジョジョの高潔な魂に触れ仲間となるスピードワゴン役はYOUNG DAIS、“波紋法”をジョジョに伝授するウィル・A・ツェペリ役は東山義久と廣瀬友祐のWキャストに決定。ディオの配下の殺人鬼・切り裂きジャックは河内大和、ディオの下僕となる毒薬の密売人・ワンチェンは島田惇平、ディオの実父のダリオ・ブランドーはコング桑田、ジョジョの父・ジョースター卿は別所哲也が演じる。
松下は「ジョジョの奇妙な冒険」のミュージカル化という、大きな挑戦となる作品作りへの参加が楽しみであると語り「自分自身初めての帝国劇場でもあり、気合十分です」と話す。ジョナサンの名前を口にするだけで既に武者震いが止まらないと言う有澤は「歴史ある大役をいただいたなと実感しております」と役の重要性について述べる。第1部が大好きで何度も原作を読み返したという宮野は、ディオ役としてのオファーの驚きと喜びを振り返りつつ「ディオの圧倒的な存在感、恐ろしさ、狂気の奥底にある…繊細な感情をつぶさに捉え、彼に向き合っていきたいと思います」と意気込んだ。
扮装ビジュアルの衣装は、ファッションブランド・yoshiokuboによる同作のためのオートクチュール。ポージングは長谷川寧が演出し、メイクは奥平正芳が手がけている。
「ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』」は、シリーズの始まりとなる第1部の物語をベースとした「ジョジョ」初の舞台化作品。19世紀末のイギリスを舞台に、“謎の石仮面”をめぐるジョジョとディオの熱き戦いが描かれる。2024年2月6日から28日まで東京・帝国劇場で上演し、その後北海道と兵庫にて全国ツアー公演を行う。
松下優也(ジョナサン・ジョースター役)コメント
この度、世界的な人気と歴史のある「ジョジョの奇妙な冒険」という作品の中で、物語の始まりともいえるジョナサン・ジョースター役を演じさせていただくことになりとても光栄です。あの“ジョジョ”をミュージカル化するという、大きな挑戦の作品創りに、素敵なキャストやクリエイターの皆さんと共に参加できること、とても楽しみです。また自分自身初めての帝国劇場でもあり、気合十分です! ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。
有澤樟太郎(ジョナサン・ジョースター役)コメント
初めまして。ジョナサン・ジョースター役の有澤樟太郎です。この名前を口にするだけで既に武者震いが止まりません。歴史ある大役をいただいたなと実感しております。世界初演ということで演出の長谷川寧さんを筆頭に強力なクリエイター陣、そしてキャストの皆さんと一から世界を作っていくということ、今から楽しみで仕方ありません。“ジョジョ”の可能性を存分に活かして皆さんの想像を超越する作品になればいいなと思います。2月帝国劇場でお会いしましょう。
宮野真守(ディオ・ブランドー役)コメント
自分がまさか、このような形で「ジョジョの奇妙な冒険」に携わる事ができるとは夢にも思っていなくて、驚きと喜びを隠せません。そして“ジョジョ”のシリーズの中でも、カリスマ中のカリスマ〈ディオ・ブランドー〉を演じられる事、心より光栄に思います。しかも僕は〈第1部〉が大好きで、当時、何度も何度も原作を読み返していました。ディオの圧倒的な存在感、恐ろしさ、狂気の奥底にある…繊細な感情をつぶさに捉え、彼に向き合っていきたいと思います。ミュージカルだからこそ出来る衝撃的な演出で、今まで誰も見た事のない“ジョジョ”の世界を繰り広げますので、どうぞお楽しみに!
清水美依紗(エリナ・ペンドルトン役)コメント
エリナ・ペンドルトン役を演じさせていただきます。清水美依紗です。世界でも大人気を誇るこの“ジョジョ”にエリナという役で出演させていただくなんて、本当に夢にも思いませんでした。小さい頃、アニメを兄と一緒に見ていたので私にとってすごく馴染みのある作品です。心を込めて、精一杯演じたいと思います。よろしくお願いいたします。
YOUNG DAIS(スピードワゴン役)コメント
時代や世代を超えて今なお世界中のファンから愛される「ジョジョの奇妙な冒険」がミュージカルとして舞台化、しかも“ジョジョ”を語る上で欠かすことの出来ないエピソードであるファントムブラッド。この時点でフラグ立ってますよね! 皆さんの頭にある期待や不安を長谷川寧さんや制作に携わる皆さんと共に凌駕できるよう、スピードワゴンとして熱く熱く演じます。お見逃しなく!
東山義久(ウィル・A・ツェペリ役)コメント
連載当初より、キャラクターの魅力とその独特の世界観に魅せられた1人です。もし舞台化されるのであれば絶対に観に行こう、もし許されるのであれば出演したいと思っておりました。そして今回、光栄なことにツェペリとして出演することとなり、感謝と共に身の引き締まる思いです。一ファンとして原作に忠実に努めながらも、自分にしか出せない魅力をもって今作に助力できればと思っております。
廣瀬友祐(ウィル・A・ツェペリ役)コメント
この度、ウィル・A・ツェペリ役を務めさせて頂きます。廣瀬友祐です。世代を超え愛され続ける「ジョジョの奇妙な冒険」その始まりの物語が、初めてミュージカル化されます。この「始まり」の瞬間に立ち会えること、素晴らしいキャスト、クリエイターの皆様と共に挑戦できることを心から光栄に思います。感謝と責任を持って誠実に。精一杯に努めます。既に緊張しております。
河内大和(切り裂きジャック役)コメント
中学生の時からずっとずっと憧れ続けてきた「ジョジョの奇妙な冒険」。その舞台に立てるなんて夢のまた夢で、いまだに実感が湧きません。登場人物たちの哲学から放たれるセリフの数々に、これまでどれだけ励まされ、勇気をいただいたか分かりません。荒木先生の描き出す途轍もなく美しく危険で妖しい冒険の世界へ、尋常じゃないワクワクと恐怖とともに、丸ごとダイブできるよう全身全霊をかけて挑みます。
島田惇平(ワンチェン役)コメント
いつの日か舞台化の時が来る。そう信じて役者を始め約10年、この日を待ち侘びていた。それ程までに“ジョジョ”という作品は私の血であり酸素であり、あらゆる表現活動において精神的肉体的な糧となった!! この場に参加させて頂けるのも、とても奇妙だがある種必然とも言える引力のおかげだと確信している。あの時それを選択していなかったら、これをやり続けていたから、或いはあれを諦めざるを得なかったから、今私はここにいる。歩んできた人生に誇りを持ちたい。
コング桑田(ダリオ・ブランドー役)コメント
連載スタートの1987年、26歳。欲しがり屋で、1週間待ってられへん性格なので、週刊漫画にはハマっていませんでした。出演が決まり第一話から読ませていただき、ディオの父親として「こんな息子に育ててしまい、ジョースター家の皆々様、申し訳ございません」。生育環境はホンマ大切な事やと感じました。が、「ある人間の不幸ってのは、ある人間を幸福にする」という信条を胸に最悪で愚かな父親を力一杯演じます。ウワッハハハハーッ!
別所哲也(ジョースター卿役)コメント
ジェントルマン、紳士であること! ジョースターとしての品格、教養! 騎士道とは何か?!
息子への愛! 運命の悪戯! 参加が決まり興奮しています! そして! コスチュームでの撮影に更にエキサイトしました! 熱狂的な原作ファンの皆さんと、ミュージカルを愛する皆さんの熱視線と期待を感じながら、オリジナルミュージカルを産み出すダイナミズムを、携わるクリエイティブな仲間と築き上げたいと思っています。今から僕自身、興奮で眠れない!
「ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』」
日時:2024年2月6日(火)~28日(水)
会場:東京都 帝国劇場
日時:2024年3月26日(火)~30日(土)
会場:北海道 札幌文化芸術劇場 hitaru
日時:2024年4月9日(火)~14日(日)
会場:兵庫県 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール
スタッフ
原作:荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」(集英社ジャンプ コミックス刊)
演出・振付:長谷川寧
音楽:ドーヴ・アチア
脚本・歌詞:元吉庸泰
出演
松下優也 / 有澤樟太郎(Wキャスト)、宮野真守、清水美依紗、YOUNG DAIS、東山義久 / 廣瀬友祐(Wキャスト)、河内大和、島田惇平、コング桑田、別所哲也 ほか
(c)荒木飛呂彦/集英社