「着せ恋」展が開幕、あかせあかりと伊織もえが原稿・イラストなど300点超じっくり鑑賞
福田晋一「その着せ替え人形は恋をする」の展示イベント「5th Anniversary『その着せ替え人形は恋をする』展覧会」が、本日8月15日に東京・松屋銀座で開幕。昨日8月14日にあかせあかりと伊織もえが参加した内覧会が開催された。
福田がヤングガンガン(スクウェア・エニックス)で発表している「その着せ替え人形は恋をする」の連載5周年を記念して行われるこの展示イベント。東京会場では計300点以上の原稿・カラーイラストのほか、喜多川海夢のコスプレ衣装などの展示が行われる。オリジナル映像や福田のQ&Aコーナー、フォトスポットも設けられた。イベント開催について福田は「原画展を開催していただけるなんて、そうそうある事ではないので本当に嬉しく思っております。連載5年間の色々がつまっていますし見ていただきたい展示もたくさんあります。原作ならではの空気感や展覧会用の描き下ろしも楽しんでいただけると幸いです」とコメントしている。
あかせは会場の見どころについて「私が見て欲しいと思ったのは衣装の展示ですね。ここで3次元の衣装が見られるのはコスプレ漫画ならでは。各ブースに衣装が置いてあり、ユザワヤさんの素材も置いてあるので、衣装の質感もよくわかります」と紹介。また「壁もストーリーに沿ったこだわりが感じられ、テンションが上がりました。そういうちょっとしたポイントもぜひ注目して欲しいなって思います」と述べた。
伊織は会場を見て回り「300点以上の展示物があるのですが、実際にこの量をじっくり見ていくと全く時間が足りなくなっちゃいます。本当にすごいと思いましたし、展示物のレパートリーもとにかく盛りだくさんでした。今まで扉絵やヤングガンガンで登場した先生の描き下ろしイラストもおっきなサイズで見れたり、壁一面に五条くんと海夢ちゃんがバーンって存在してるのもじっくり見ちゃいました」とコメント。イベント全体の感想としては「そもそも2次元の世界を3次元に落とし込むというのがコスプレの根底にあるのですが、見回った感想として、本展示会ではそのテーマ性も含めて表現に落とし込んでいるように感じました。コスプレイヤーとしては、そこが凄く感動しましたし、『着せ恋』が大事にしている“リスペクト”という物がしっかり伝わってきました」と語った。「5th Anniversary『その着せ替え人形は恋をする』展覧会」東京会場は8月30日まで開催中。愛知、大阪、福岡でも順次開催される。
福田晋一コメント
本日は「その着せ替え人形は恋をする」展覧会にご来場ありがとうございます。
原画展を開催していただけるなんて、そうそうある事ではないので本当に嬉しく思っております。
連載5年間の色々がつまっていますし見ていただきたい展示もたくさんあります。
原作ならではの空気感や展覧会用の描き下ろしも楽しんでいただけると幸いです。
そうそうある事ではないと本当にわかっているので描き下ろし頑張りすぎてしまいました。
グッズ喜んでいただけたら嬉しいです。
あかせあかりコメント
展覧会を観て思ったことは、原作を読んでいる人が見たら、より一層何か思い出すシーンがたくさんあって、感情移入もしやすいなって思いました。
福田先生のコメントが各ブースに記載してあるので、漫画をよく読まないとわからなかった部分や、衣装のこだわり、キャラクターに対する思いが分かるので、もう 1 回原作を読み直したいなって思いました。
私が見て欲しいと思ったのは衣装の展示ですね。ここで3次元の衣装が見られるのはコスプレ漫画ならでは。各ブースに衣装が置いてあり、ユザワヤさんの素材も置いてあるので、衣装の質感もよくわかります。壁もストーリーに沿ったこだわりが感じられ、テンションが上がりました。そういうちょっとしたポイントもぜひ注目して欲しいなって思います。
衣装はそれぞれ素材にこだわられていて、制作した方の思いが伝わってきます。また展示も、ハンガーにかけているのではなく、マネキンが着ているので、より衣装のシルエットやフリルの質感がとても綺麗になっているなって思いました。
お薦めのオリジナルグッズは複製原画ですね。イラストがとても素敵なので、家に飾ってあるのを想像しただけですごく嬉しい。それから女の子だったら嬉しいなと思ったのが3種類のポーチ。デザインがとても可愛いだけではなくて、裏地が漫画のコマになっているので、開ける度に楽しめるのもいいなって思いました。
この「着せ恋」の展覧会はアニメからでも、原作からでも楽しめますので是非、足を運んで頂きたいと思います。
伊織もえコメント
展覧会の入口がピンクから始まっていて、めちゃめちゃ可愛くてテンションが上がりました。
そして最初に漫画の中に出てくる2人の出会いのシーンがあったり、お話の始まりになる衣装展示があって、ストーリーをどんどん追体験できるような流れの展示会になっていて、ブースの配置や色も工夫が凝らされていてキュンキュンしながら楽しく展示を見て回ることができました。
300点以上の展示物があるのですが、実際にこの量をじっくり見ていくと全く時間が足りなくなっちゃいます。本当にすごいと思いましたし、展示物のレパートリーもとにかく盛りだくさんでした。今まで扉絵やヤングガンガンで登場した先生の描き下ろしイラストもおっきなサイズで見れたり、壁一面に五条くんと海夢ちゃんがバーンって存在してるのもじっくり見ちゃいました。
私が手がけた衣装も展示して頂いていますが、ただ展示するのではなく、漫画に沿って「五条くんが作ってるんだよ」って伝わるような工夫が凝らされていました。横にユザワヤさんの布サンプルがあったり、衣装を作ってる最中もやりとりをしていたんだろうなと想像を巡らせられるような激エモなLINE画面があって、漫画では描かれない、みんなの想像をちゃんと補完してくれている展示のやり方がすごく刺さりました。着せ恋に登場する二人と、すごく近い距離にいるのかもしれないって思うと胸がキューっとなりました。
そもそも2次元の世界を3次元に落とし込むというのがコスプレの根底にあるのですが、見回った感想として、本展示会ではそのテーマ性も含めて表現に落とし込んでいるように感じました。
コスプレイヤーとしては、そこが凄く感動しましたし、「着せ恋」が大事にしている“リスペクト”という物がしっかり伝わってきました。
オリジナルグッズも素敵なものがたくさんあって、迷うのですがどれか一つ、となったら、雫たんの「衣装アクセサリースタンド」ですね…。思わず正の字があるか覗き込んじゃいました。
他にも福田先生描きおろしの「トートバッグ」や「Tシャツ」もデフォルメされたキャラクターがとっても可愛くてお気に入りです。思わず「ぬいぐるみ」が無いか聞いちゃいました。作って欲しいくらい可愛いです!
この展覧会は、「着せ恋」が好きな人はもちろんですが、まだ読んで無いよって人も絶対この機会に遊びに来て触れてみてほしいし、見ないともったいないよ!と伝えたいですね。
5th Anniversary『その着せ替え人形は恋をする』展覧会
期間:2023年8月15日(火)~30日(水)
会場:東京都 松屋銀座8階イベントスクエア
時間:10:00~20:00(8月20日、27日は19:30閉場、最終日は17:00閉場)
期間:2023年11月1日(水)~19日(日)
会場:愛知県 松坂屋名古屋店
時期:2023年12月
会場:福岡県
時期:2024年1月
会場:大阪府
(c)Shinichi Fukuda/SQUARE ENIX