ハルタに60ページの特大ジュブナイルSF読切、九井諒子「ダンジョン飯」は次号大団円
本日8月12日発売のハルタVol.106(KADOKAWA)には、光田さのによる読み切り「宇宙人と聴くラジオ案内」が、60ページのボリュームで掲載されている。
「宇宙人と聴くラジオ案内」の主人公・昴は、天眼通千明がパーソナリティを務めるオカルトラジオを聴くのが大好き。そんな彼に、ラジオを一緒に聴く友人ができた。少女の名は、“音”が本体の宇宙人・メロペ。しかしメロペは千明の番組を聴いて、千明が嘘をついていると言い出し……。オカルト好きの少年と謎の少女を軸にしたSFジュブナイルだ。
そのほか今号には、松賀諒真「宮前達希の呪い」、御名原雅「アルルカンの肖像」という読み切りも掲載。東田裕介の「冥司郎」シリーズは今号で完結を迎え、単行本が9月と10月に上下巻で刊行されることが告知された。九井諒子「ダンジョン飯」には「勇者ライオスの物語は次号大団円!」というアオリが。大上明久利「極東事変」も次の回でフィナーレを迎える。
ハルタ Vol.106 掲載作品一覧
「クプルムの花嫁」namo
「先生、今月どうですか」高江洲弥
「瑠璃の宝石」渋谷圭一郎
「ハクメイとミコチ」樫木祐人
「Servant Beasts」森野鈴鹿
「宇宙人と聴くラジオ案内」光田さの ※読み切り
「殺し屋の推し」大島琳太郎
「キラキラとギラギラ」嵐田佐和子
「生き残った6人によると」山本和音
「いやはや熱海くん」田沼朝
「かわいすぎる人よ!」綿野マイコ
「煙と蜜」長蔵ヒロコ
「鴛鴦之篝-少年探偵冥司郎の嬉戯-」東田裕介
「虎は龍をまだ喰べない。」一七八ハチ
「ホテル・メッツァぺウラへようこそ」福田星良
「司書正」丸山薫
「ウスズミの果て」岩宗治生
「宮前達希の呪い」松賀諒真 ※読み切り
「花園に幹が立つ」野澤佑季恵
「涙子さまの言う通り」山本ルンルン
「八百万黒猫速報」浅井海奈
「アルルカンの肖像」御名原雅 ※読み切り
「開花アパートメント」飴石
「魔女のエデン」ゆめじ
「ダンジョン飯」九井諒子
「峠鬼」鶴淵けんじ
「インク色の欲を吐く」梅ノ木びの
「夜の名前を呼んで」三星たま
「猫のまにまに」宇島葉
「スパイゲーム A.D.1600」加藤清志
「ジラソウル-ゴッホの遥かなる道-」沼野あおい
「極東事変」大上明久利
「ナッちゃんはテンションで水深が変わる」中原ふみ ※特別掲載
「たつのこ こたつ」多良見かな
カバー&目次イラスト:染平かつ