ドラマ「ONE PIECE」本予告が公開に、尾田栄一郎「一切の妥協はありません!!」

尾田栄一郎の直筆メッセージ。

尾田栄一郎原作による実写ドラマ「ONE PIECE」の本予告映像と場面写真が公開された。また尾田からの直筆レターも到着した。

これは本日7月22日に開催されているイベント「ONE PIECE DAY’23」で発表されたもの。予告映像は海賊王ゴールド・ロジャーの処刑直前のシーンからスタートし、ルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ、そして麦わらの一味に立ちはだかるアルビダやバギー、ミホーク、アーロンたちの姿も収められた。尾田は直筆レターで「この作品に一切の妥協はありません!!」「苦労したから成功するって世界じゃないけど、僕はもう、製作チームもキャストも大好きなので、早くみんなが世界で賞賛されて欲しいし、万が一、文句が来るなら、僕も一緒に引き受けます!!」と綴っている。

ドラマ「ONE PIECE」は尾田がエグゼクティブプロデューサーを務める実写作品。8月31日にNetflixにて独占配信が開始される。

尾田栄一郎コメント

さて、実写版ONE PIECE!
ティザー、トレーラー(予告動画)が公開になりました。本編公開日も8月31日に決まりました。
言っておきます。この作品に一切の妥協はありません!!
そして、祭りはもう始まってます!少しずつ出る情報に飛び交う意見もすでに面白い!
まず、7年前、ONE PIECEを実写化しようと思った事が面白い!あの世界をどう現実にする!?
世界観の構築、役者さん達の試み、衣装、実写ならではの魅せ方、会話、色んな人達が悩んだ全ての工程がお祭りです。
たぶん公開されたら、あのキャラがいない!あのシーンがない!原作と違う!って声が一定数聞こえて来るハズですが、それも愛ゆえという事で、僕はそこも楽しむ所存です!笑
ストーリーはあの辺までを全8話で!!
撮影が終わってるのに、「ここ、面白くないから世に出せないです!」って事で、再撮影してくれたシーンもいくつもあります。逆に、「こんなシーンルフィらしくないでしょ!!」って言ったのに撮影してみると…「イニャキルフィなら成立してる…!むしろいい…!!」ってシーンもありました。実写ならこうしないと不自然って事がたくさん起こりました。(イニャキ=ルフィの役者君)
製作チームは実写のプロであり、はっきり言って、ONE PIECEオタクです。詳しい人程スタッフの作品への愛に気づくと思います。
よし、これで公開しよう!って決めたのは6月です。頑張ってくれた担当氏は「長かったですね…」って泣いてました。笑
苦労したから成功するって世界じゃないけど、僕はもう、製作チームもキャストも大好きなので、早くみんなが世界で賞賛されて欲しいし、万が一、文句が来るなら、僕も一緒に引き受けます!!
さあ、どんな気持ちで待っても同じ一カ月!お茶でも飲んでお待ちください。
Eiichiro Oda

Netflixシリーズ「ONE PIECE」8月31日(木)全世界独占配信 (c)尾田栄一郎/集英社