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東村アキコ、すべて活字の初エッセイ 「かくかくしかじか」に描けなかった実話を綴る

東村アキコによるエッセイ集「もしもし、アッコちゃん? ―漫画と電話とチキン南蛮―」が、本日7月20日に光文社から発売された。

「ママはテンパリスト」や「かくかくしかじか」で自身のことを描いてきた東村だが、すべて活字のエッセイを上梓するのは同書が初めて。父や親戚が電電公社(現NTT)に勤めていたため、東村の自宅の床の間にはさまざまな電話機が並んでいた。そんな“電話局ファミリー”の長女・アキコは、お絵かきが大好きで、りぼん(集英社)も大好き。気付けばマンガ家を目指していた幼少期から高校生まで、「かくかくしかじか」に描いてこなかったエピソードが、家族同然の存在だった電話の進化ともに綴られる。