浅田次郎原作によるながやす巧「壬生義士伝」の最終13巻が、本日7月19日に発売された。
「壬生義士伝」は南部藩を脱藩して新選組隊士となり、“知られざる新選組最強の男”とまで言われるようになった吉村貫一郎の生涯を通し、幕末を駆け抜けた最後の武士たちの生き様を描いた物語。コミックチャージ(旧角川書店、現KADOKAWA)、別冊少年マガジン(講談社)、画楽.mag(ホーム社)、そして「壬生義士伝」公式サイトと媒体を変えながら長きにわたって発表されてきた。
最終巻の帯には浦沢直樹が「一本一本の描線に執念が宿っている。漫画を描くという能力を極限まで突きつめて、究極のドラマにたどり着きたいという執念。ながやす巧先生、凄まじい漫画人生だと思います。」と推薦文を寄稿。巻末にはながやす、浅田によるあとがき、ライターの湯浅裕行による解説、大野次郎右衛門の手紙、扉絵や設定画、浦沢のほかこれまでに「壬生義士伝」に推薦文を寄稿してきた井上雄彦、ちばてつや、永井豪、藤沢とおる、森川ジョージの文章を抜粋して収録している。