あきづき空太のデビュー20周年を記念した「赤髪の白雪姫 原画展」のメディア向け内覧会が、本日7月13日に東京・池袋サンシャインシティ展示ホールAで開催された。本記事では会場内の様子をレポートする。
「赤髪の白雪姫」初の単独作品展となった同展覧会では200点を超える原画のみならず、舞台衣装をイメージして制作されたキャラクターの洋服や名シーンを再現したコーナーなどを展示。エントランスでは原画展のために作られたPVが流れているほか、原画展のキービジュアルをもとにした特大アクリルスタンドが設置された。なおアクリルスタンドや舞台風衣装は、展覧会開催前に行われていたクラウドファンディングが達成率751%を記録したことを記念して、追加で製作されたものとなる。
場内は白雪とゼンが出会った森や物語の舞台となるクラリネス王国の王城・ウィスタル城といった、作中に登場する場所を軸に展開。壁には数々の原画が並ぶほか、ゼンやミツヒデなどの衣装がところどころに展示された。進路を進むと、白雪が薬剤師として働く仕事場の再現コーナーや、薬草園の1/12スケールジオラマが登場。ウィスタル城敷地の森で、白雪にゼンが誓いを立てる場面を再現したコーナーも設けられた。その後セレグ騎士団、セイラン領、王城シェナザード、リリアスをテーマにしたエリアが続く。
オリンマリスの種が一面に飾られた洞窟を抜けると、クラウドファンディングによって製作された「フォスティリアスの輝く夜道」コーナーが登場。白雪たちが思い描いた幻想的な光景が現実世界に再現された。最後にあきづきが手がけた作品の原画展示やネーム、仕事道具なども展示。グッズコーナーのほか、あきづきへのメッセージを書けるブースも設置された。
また原画展の開催を記念して、隣接スペースでは出張のスタンドカフェも展開。白雪、ゼン、オビ、木々、ミツヒデをイメージしたドリンクや、りんごの形を模したボトルドリンク、イベントオリジナルのお菓子などが販売される。「赤髪の白雪姫 原画展」は7月14日から30日まで。
「赤髪の白雪姫」はリンゴのような赤い髪を持つ少女・白雪と、クラリネス王国の第二王子・ゼンがお互いの手を取り、信じる道を進んでいくファンタジー。LaLa(白泉社)にて連載中で、単行本は26巻まで刊行されている。
「赤髪の白雪姫」原画展
期間:2023年7月14日(金)~7月30日(日)
時間:10:00~18:00(最終入場は閉場の30分前まで)
会場:東京都 池袋・サンシャインシティ 展示ホール A