アニメは史実とどう向き合うのか、エンタメの時代考証特集が東京人8月号で

東京人8月号

本日7月3日発売の東京人8月号(都市出版)にて、時代考証の仕事についての特集が掲載される。

歴史を参考にしながらも作品の表現を尊重する、エンタテイメントにおける時代考証。8月号では、作家や監督がどのように史実と向き合うのか、また、歴史学者や時代考証家たちが、どのようにフィクションの細部を検討するのかが、作品の制作エピソードを交えて紹介される。

特集内では片渕須直が劇場アニメ「この世界の片隅に」で戦時中の日常を描いた際のエピソードや、実写映画「るろうに剣心」の監督・大友啓史と時代考証学会会長の大石学の対談が掲載された。そのほか「漫画家が『歴史』と出会うとき~『忍たま乱太郎』原作が描いた、忍びの世界のリアリティ」と題された論考も収録されている。