罪を犯す者の剥き出しのエゴを覗きたい「文豪探偵 芥川龍之介は推理する」1巻
YOG「文豪探偵 芥川龍之介は推理する」1巻が、本日7月3日に発売された。
「文豪探偵 芥川龍之介は推理する」は、大正時代を舞台にした“文豪浪漫ミステリイ”。肺病を患い自暴自棄になっていた平松麻素子は、喫茶店で偶然に相席した男に誘われ、店の向かいのタバコ屋の様子を見に行く。店頭に立っていた女性が急にいなくなったため、もし倒れていたら大変と中に足を踏み入れた2人は、そこで横たわる死体を発見。警察はすぐに捜査を始めようとするが、男は現場を見ただけで事件の真相を解き明かしてしまい、警部は思わず「お前は何者だ?」と尋ねる。その男の名は芥川龍之介。「これが僕の“血染めの研究(スタディ・イン・スカーレット)”だ」と、小説を書くため現実の犯罪を標本とする文豪探偵の活躍が描かれる。