アニメ「PLUTO」10月26日配信、PV公開 山寺宏一・宮野真守・関俊彦ら出演

追加発表されたキャスト陣。左から安元洋貴、山寺宏一、木内秀信、小山力也、宮野真守、関俊彦。

浦沢直樹原作によるアニメ「PLUTO」の配信日が10月26日に決定した。また1話60分の全8話で、原作8巻分の物語を描くことが明らかに。併せて、追加キャストとスタッフ、ティザ─PVが公開された。

公開された追加キャストは、ゲジヒトやアトムと同じ世界最高水準のロボットたち。モンブラン役を安元洋貴、ノース2号役を山寺宏一、ブランド役を木内秀信、ヘラクレス役を小山力也、エプシロン役を宮野真守が務め、物語の鍵を握るロボット・プルートゥは関俊彦が演じる。

さらにスタッフの情報も公開された。「紅の豚」「新世紀エヴァンゲリオン」などで作画監督を務めた河口俊夫が初めて監督を担当。キャラクターデザインは「YAWARA!」「MASTERキートン」など浦沢作品のアニメを手がけてきた藤田しげる、音楽は「PSYCHO-PASS」シリーズや「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズから実写ドラマまで幅広く担当した菅野祐悟が務める。

併せて公開されたティザー予告は、“ロボットは人間を殺せない”という秩序のある世界で起こった殺人事件の様子から始まる。真相を追う主人公のロボット捜査官・ゲジヒトや、事件に関わることになるアトムのアクションシーンが、キャラクターボイスと共に収められている。

この情報はアメリカ・ロサンゼルスで開催中の「Anime Expo 2023」内のNetflixのステージにて公開された。登壇した同作のエグゼクティブプロデューサー・丸山正雄は制作について「今回Netflixと組んだことで本編尺の制限を気にせずに、制作現場として挑戦したいことや原作の大切な部分をすべてやれた」と語った。アニメ「PLUTO」は手塚治虫「鉄腕アトム」のエピソード「地上最大のロボット」を浦沢が独自の視点と解釈でリメイクした物語。Netflixにて独占配信される。

Netflixシリーズ「PLUTO」

2023年独占配信

スタッフ

原作:「PLUTO」浦沢直樹×手塚治虫 長崎尚志プロデュース 監修 / 手塚眞 協力 / 手塚プロダクション(小学館 ビッグコミックス刊)
監督:河口俊夫
キャラクターデザイン:藤田しげる
クリエイティブアドバイザー:浦沢直樹
CGI演出・特殊撮影:宮田崇弘
撮影監督:佐藤光洋
音響監督:三間雅文
音楽:菅野祐悟
アニメーション制作:スタジオM2
制作プロデュース:ジェンコ

キャスト

ゲジヒト:藤真秀
アトム:日笠陽子
ウラン:鈴木みのり
モンブラン:安元洋貴
ノース2号:山寺宏一
ブランド:木内秀信
ヘラクレス:小山力也
エプシロン:宮野真守
プルートゥ:関俊彦