心を閉じた孤独な皇女とお節介シスターの百合ファンタジー「シルフの花姫」1巻
かめじろ「シルフの花姫」1巻が、本日6月27日に発売された。
「シルフの花姫」は、精霊の子として民から慕われる風の国の皇女・ナターリアと、ナターリアの前に現れた謎めいたところのあるお節介なシスター・サラを描く百合ファンタジー。家族を亡くした悲しみによりナターリアは、先王から受け継いだ王家の剣を心の支えとしていた。弟は、剣に触れていると死んだ母のイメージが頭に流れ込んでくると語っていたのに、自分にはなにも見えないとナターリアは悲観に暮れる。そんな彼女のことを心配するシスターは「これから毎日あなたのもとへ通いまぁーす」と宣言。目的不明なシスターを不審に思いながら、そのやさしさにナターリアの身体と心は癒やされていく。そんな中で、シスターはナターリアに言い出せずにいる秘密を抱えていた。