静寂の京都で展開するフランス人女性の孤独と再生の物語、高浜寛の新連載がトーチで

「薔薇が咲くとき」バナー

高浜寛の新連載「薔薇が咲くとき」が、本日6月23日にトーチwebでスタートした。

「薔薇が咲くとき」は2022年にフランスの文学賞・ゴンクール賞にノミネートされたミュリエル・バルベリの小説を、高浜がフルカラーでコミカライズしたもの。フランスで生まれ育った40歳のローズは、ある日日本人の父親が亡くなったという知らせを受け、相続の手続きのために京都へ向かう。父親の顔は見たことがなく、母親は5年前に自殺。かわいがってくれた祖母も他界し、孤独に暮らしていたローズ。来日も初めてだったが、事情が事情なだけに明るい気持ちになれぬまま、ローズは美術商だった父の助手・ポールと対面する。GINZA Magとの共同連載作品。単行本は2024年春に日本とフランスで同時発売を予定している。