イラストレーター・沖真秀のマンガ「ラーメン物語」が発売、高円寺で展示企画も
イラストレーター・沖真秀にとって初となるマンガ単行本「ラーメン物語」1巻が、明日6月22日に発売される。
「ラーメン物語」は、プリントサービス・CORNER PRINTINGが運営するメディア「AVE | CORNER PRINTING」で連載中の作品。ひょんなことから生まれたラーメンを主役に、コブラ、ケルト、パッタリパムゾー、テン・インといった得体は知れないがどこか憎めないキャラクターたちが多数登場する物語となっている。
1巻には2021年4月から2022年7月までの掲載分に加え、描き下ろしの番外編やキャラクター紹介も掲載されている。単行本のブックデザインは、QUEER NATIONS名義で音楽活動も行いアパレルデザインなども手がけているMATERIALが担当。リソグラフによる本文の印刷および製本には、CORNER PRINTINGの実店舗・CORNER PRINTING SELF内の機材が使用された。
また発売日の6月22日から7月9日にかけては、東京・高円寺のタタbookshop/galleryでエキシビション「ラーメン物語第1巻展」が開催。マンガの原画やパネル、登場人物のオブジェなどが展示・販売され、「CORNER PRINTING」で制作されたTシャツ、ソックス、キーホルダーなどのグッズも展開される。
作者の沖は、グラフィック、ペインティング、立体などの制作に加え、DJ、パフォーミング・アーツも表現の一部として活動するイラストレーター。あの、どついたるねん、長谷川白紙、シャムキャッツ、柴田聡子、テンテンコ、ZEN-LA-ROCKといったミュージシャンによる作品のカバーアート、グッズイラスト、ミュージックビデオ内アートワーク、衣装テキスタイルなどを手がけ、音楽関係の仕事以外にも書籍、アパレル、TV番組などへのイラスト提供も行っている。2022年にスイスの出版社・innenよりイラスト集「Glue Book」が発売された。