「夏へのトンネル、さよならの出口」がアヌシー国際アニメーション映画祭で受賞
劇場アニメ「夏へのトンネル、さよならの出口」が、フランス・アヌシーで開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭でポール・グリモー賞を受賞した。
「夏へのトンネル、さよならの出口」は、中に入ると歳を取る代わりに欲しいものが手に入るという「ウラシマトンネル」の都市伝説にまつわる物語。過去に最愛の妹を亡くした主人公・塔野カオルと、ある悩みを持つ転校生の少女・花城あんずを描くジュブナイルSFだ。原作は八目迷の小説で、2022年9月に劇場公開された。受賞について、作品の公式ツイッターでは「全スタッフと出演者が真摯に向き合い、それぞれの才能と努力を注いで作り上げたこの映画を評価いただいた喜びは、言葉では言い表せません。」とコメントが投稿された。
なお同作は、オーストラリア最古の映画祭・メルボルン国際映画祭にもノミネートされており、映画祭へのノミネートを記念した極音上映が7月22日に東京・立川シネマシティにて実施される。上映後には、監督・脚本の田口智久らスタッフ陣によるトークショーも開催予定。上映時間や観覧方法などの詳細は公式サイトや公式Twitterアカウントにて後日発表される。
「夏へのトンネル、さよならの出口」アヌシー国際アニメーション映画祭&メルボルン国際映画祭ノミネート記念極音上映&トークショー
日程:2023年7月22日(土)※上映終了後トークイベントあり
会場:東京都 立川シネマシティ
登壇:田口智久(監督・脚本)、星名工(撮影監督)、合田沙織(色彩設計)、松尾亮一郎(制作プロデューサー)
(c)2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会