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映画「みせコド」完成披露、中島健人「最高級のプロポーズを受け取って」

水波風南原作による実写映画「未成年だけどコドモじゃない」の完成披露試写会が、本日11月29日に東京・東京国際フォーラムにて開催された。

お金持ちの令嬢・折山香琳と、同じ高校に通う先輩・鶴木尚による秘密の結婚生活を描くラブコメディ「未成年だけどコドモじゃない」。ホワイトプレミアと銘打った本日のイベントには、尚役の中島健人(Sexy Zone)、香琳役の平祐奈、リンリンこと海老名五十鈴役の知念侑李(Hey! Say! JUMP)、松井沙綾役の山本舞香、英勉監督が登壇した。

ウエディングベルを合図に、会場内には映画の主題歌、Hey! Say! JUMPの「White Love」が流れる。観客からの大歓声とともに姿を現した中島と知念は、ヴァージンロードを歩きながら壇上で待つウエディングドレス姿の平のもとへ駆け寄った。中島は「皆さん、本日はお集まりいただき痛み入ります。皆さんとともに幸せでステキな時間を共有できたらうれしいです」と語り、ファンたちの歓声を受ける。また、平は「今日はいい肉(11月29日)の日にも関わらず、お越しいただきありがとうございます!」と元気に挨拶。一方、緊張した様子の知念は、「こんな盛大に登場することないので。ちょっとドキドキして体が固まっちゃってます」と笑顔を見せるも、上下銀色のスーツが英監督と被ったことに苦笑い。それを聞いていた英監督も「痛恨のミス。俳優と服がかぶるというとてつもない事をやらかしました(笑)」と続け、笑いを誘った。

完成した映画について、中島は「本当に面白くて思いっきり笑えてキュンと来る映画。早くたくさんの方々に観て欲しい」と述べると、1000人の観客に向かって「早くここにいる花嫁たちにもプレゼントしたいです」と笑顔で語りかけ歓声を浴びる。また知念は、香琳と尚の共演シーンについて「男の僕でもキュンとしちゃうシチュエーションがたくさんあって。本当に嫉妬ですよ」と話す。すると中島は「リンリンにもカッコいいシーンがたくさん用意されているので、花嫁たち、楽しみにしてください」と観客に話しかけた。中島の言葉を聞いた知念も、観客に向かって「花嫁たち!」と呼びかけるが、タイミングを逃し、「僕もお客さんから『フーッ!』って言ってもらえるかなと思ったんですけど(笑)」と残念そうに語った。

また平は「笑いとときめきがたくさん詰まっていて、(観ているときは)お尻が浮いていく感覚でした」と独特な言い回しで映画の感想を述べ、観客をざわつかせる。するとすかさず中島が「無重力の状態ってことですか?」と真顔で問い詰めるが、平は「胸が弾みすぎてお尻が上がっていっちゃうんですよ。皆さんも気を付けてくださいね」とマイペースに続けた。そして山本は「女の子が観てすごくワクワクドキドキする映画。香琳のかわいさと、尚と五十鈴のカッコよさ。本当にヤバいですよ」と作品をアピールした。

息の合ったやり取りを見せる4人に、撮影現場の出来事についての質問が向けられる。笑いの絶えない現場だったと話す中島は、劇中で自身の顔に蚊が止まったエピソードを挙げ、「撮り直すのかなと思ったら、監督が『OK!』っておっしゃって。僕が素で笑ってしまっているんですが、仕上がりを観たらすごく自然でステキなシーンになっていて、監督は役者の素を引き出すプロフェッショナルです」と賞賛する。それを聞いていた監督も、中島と知念を「やっぱりスターは違うなという感じ」と絶賛。中島については「例えばサッカーのシーンでは、本番で一発で決めるんですよ。神ですよね」と話し、「知念くんの社交ダンス、ものすげーんだよなー」とため息ながらに褒め称えた。

また女性陣には結婚へのあこがれと、理想のプロポーズについての質問も。平は「結婚はいつかできたらいいなと思ってます。プロポーズの理想は和風! 私は着物を着て、和室で言われたい」と独特なセンスを披露。そして「私はくどいプロポーズは嫌なので、ストレートに『結婚して』がいいです」と語る山本が「ひざまずいたりするのはちょっと……」と、劇中で知念演じる五十鈴が、ひざまずいてプロポーズすることをさりげなく否定すると、キャスト陣は思わず苦笑い。中島が「なかなかに辛辣な意見だね(笑)」とツッコミを入れると、山本は「いやいや、私の個人的な意見ですよ(笑)」と慌てて否定した。

またイベントでは、中島と知念が理想のプロポーズを披露する場面も。「普通にご飯を食べている時に『結婚しようか』って言いたい」と語り、観客からの歓声を浴びた知念は、朝食のシチュエーションを想定。体を伸ばしながら眠たげな表情で「おはよう。今日は……卵焼きか、いいね。醤油取ってよ」と寸劇を始め、少し間を置き「結婚……しよっか」とプロポーズを見せつけた。

続いて中島も「あのさ、明日のデートどこ行く?いろいろ行きたいとこあるよね」と、あるシチュエーションを作り出す。そして「でも俺って、歩くLOVEマシーンって言われてるんだぜ」と昨日放送された音楽特番「べストアーティスト2017」でのモーニング娘。’17とのコラボに触れつつも、「そんな俺だけど、もう恋人やめて俺と夫婦になってほしい。結婚してください」と、直球のプロポーズでファンを喜ばせた。

最後に中島は「クリスマスシーズンにぴったりの映画。皆さんにとって、ステキなクリスマスプレゼントになればと思っています。僕と知念くんからの、最高級のプロポーズを受け取って欲しい」とアピールし、舞台挨拶は幕を閉じた。映画「未成年だけどコドモじゃない」は、12月23日より全国ロードショー。

(c)2017 「みせコド」製作委員会 (c)2012 水波風南/小学館