本日6月5日発売のヤングキングBULL7月号(少年画報社)で、中原開平の新連載「狂狼は繭を喰む」が幕を開けた。
「狂狼は繭を喰む」の物語は、敵対関係にある我峰組と粟津組の組長が、組織統一に向けて会合している場面から始まる。我峰組の組長の娘・絹姫は、この合併のための捧げ物として粟津組の組長に嫁ぐことになっていた。粟津組の組長は、絹姫が自分たちの合併をよく思わない連中に狙われる可能性があるからと、“紫安”という最強の護衛に彼女を守るよう指示する。獣のような風貌で周囲を圧倒する紫安の姿は、さながら“狂い狼”のよう。そんな紫安の暴れっぷりに、自由なき環境で育てられた絹姫の、閉ざされた心が少しずつ動き出して……。深窓の令嬢と野獣ボディーガードを軸に描かれるバイオレンスアクションだ。
そのほか今号では、ふくしま正保「アクタとなずな」が完結。単行本の最終4巻は6月26日に発売される。