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死への葛藤にどう向き合ってきたのか、うつ病になった作者のコミックエッセイ始動

有賀の新連載「ウツパン ー消えてしまいたくて、たまらないー」が、本日6月2日に新潮社のWebマンガサイト・くらげバンチでスタートした。

同作は「死にたい」という思いに囚われた作者が、自身の葛藤とどう向き合ってきたのかを描くコミックエッセイ。大学2年生のときにうつ病を発症した作者は、日光を浴びる、食事をきちんと摂る、しっかり眠るなどの「うつ病改善法」で一度は前向きになれたはずだった。ところがある日、目が覚めると28時間経っていて、トイレにも飲食にも起き上がることができない事態に。このままではまずいと作者は精神科に電話するが……。作者は「『死んでしまいたい』という感情は、誰にでも芽生える可能性があるものだと思いますが、その感情の一例として、誰かの少しばかしの支えになれれば、嬉しいです」とコメントしている。