ONE「モブサイコ100」の展示イベント「モブサイコ100原作&アニメ展覧会~軌跡~」が、去る5月26日に東京・アニメイト池袋本店8階のSpace Galleriaで開幕した。
「モブサイコ100」は、裏サンデーとマンガワンで発表された作品。2016年にアニメ化され、2022年12月にアニメシリーズが最終話を迎えた。「モブサイコ100原作&アニメ展覧会~軌跡~」は、そんな「モブサイコ100」の原作1巻から16巻、アニメ第1期から第3期までを追体験できるイベントだ。貴重なアニメ原画、原作のイラストなどが、5つのエリアに展示されている。また、場内ではモブこと影山茂夫と、霊幻新隆による録り下ろしボイスが流れているほか、作中のシーンを再現したフォトスポットも設置された。
最初の「お出迎えエリア」で来場者を迎えるのは、モブや霊幻、テルこと花沢輝気といったメインキャラクターたちのスタンディと、キャラクターを演じる伊藤節生、櫻井孝宏、松岡禎丞ら声優陣のサイン。その奥には、ONE、3期の総監督・立川譲、3期の監督・蓮井隆弘、キャラクターデザイン・亀田祥倫が描いたイラストやメッセージが展示された。お出迎えエリアの奥には「霊とか相談所」の看板が見え、次のエリアへと展示が続いていく。
次のエリアでは、霊幻が営む「霊とか相談所」を再現。小物から周辺に置かれたゴミ箱まで霊幻のデスクが細かく立体化され、霊幻の等身大の像も登場した。このエリアでは霊幻が依頼人を迎えるボイスも流れ、語りかけられているような気分で展示を鑑賞できる。
続く「原作&TVアニメ第1期エリア」では、アニメの1期のキャラクターにフォーカスし、それぞれの印象的なシーンを、原作イラストやアニメ原画を交えて振り返ることができる。アニメ原画には、制作時のスタッフの指示が書き込まれているものもあり、1つひとつが見逃せない内容となっている。このエリアでの見どころは、原作のシーンを再現できる「なりきりフォトスポット」。中に入ってポーズを決めると、霊幻の“ソルトスプラッシュ”やテルの“空鞭”が再現可能だ。
霊幻の記者会見会場が来場者を出迎える「原作&TVアニメ第2期エリア」。霊幻がモブに与えた数々の言葉や印象的なシーンが大きく展示され、2人の歩みやモブの成長を振り返ることができる。また、2期で繰り広げられた島崎との戦いやモブと鈴木統一郎との最終決戦の様子などが、アニメ線撮と完成版の映像で映し出された。
最後のコーナーとなる「原作&TVアニメ第3期エリア」では、エクボとの戦いを中心としたイラストなどが並ぶ。ここにはモブが着用していたダサいシャツが、エクボが服にツッコミを入れるシーンのパネルのとともに設置されている。
「原作&TVアニメ第3期エリア」を抜けると、モブ100%破壊シーンを再現したフォトスポットと、「霊幻誕生日お祝い」スペースが登場。まるで食べることができそうな霊幻の誕生日ケーキも展示された。展示エリアはここまでとなり、場内ボイスでもモブと霊幻が、人々とのこれまでの出会いを振り返る。
会場では展示のほか、描き下ろしイラストを用いたグッズや作中のイラストがデザインされたグッズも多数販売。「モブサイコ100原作&アニメ展覧会~軌跡~」は、東京で6月26日まで開催された後、7月28日から大阪・アニメイト大阪日本橋別館 Space Gratusにも巡回を行う。
「『モブサイコ100』原作&アニメ展覧会~軌跡~」
東京会場
期間:2023年5月26日(金)~6月26日(月)
時間:平日 11:00~21:00、土・日・祝 10:00~20:00
※最終入場は閉場の30分前まで、最終日は17:00閉場(16:30最終入場)。
会場:東京都 アニメイト池袋本店8F Space Galleria
大阪会場
期間:2023年7月28日(金)~8月28日(月)
時間:平日 11:00~20:00、土・日・祝 10:00~20:00
※最終入場は閉場の30分前まで、最終日17:00閉場(16:30最終入場)。
(c)ONE/小学館 (c)ONE・小学館/「モブサイコ100 Ⅲ」製作委員会