アニメ「プリキュア」シリーズ初の舞台「『Dancing☆Starプリキュア』The Stage」のメインキャストが発表された。
男子高校生が主役となり、彼らのダンスにかける日常とプリキュアとしての使命を描くオリジナルストーリーが展開される「『Dancing☆Starプリキュア』The Stage」。キュアトップ役を田村升吾、キュアロック役を滝澤諒、キュアソウル役を森田桐矢、キュアカグラ役を寺坂頼我、キュアブレイク役を小辻庵、そして妖精のパドドゥ役に和合真一が名を連ねた。
スーパーバイザーとして参加する東映アニメーションの鷲尾天は、男性キャストで舞台版を上演する理由について「答えは『創造と破壊』です」とコメント。また「『男性だけで「これはプリキュアだ!」と言える作品』は作れるのか? これまでで最大の挑戦かもしれません。無謀な試みと批判を浴びることもあるでしょう。でも、挑戦したい。だってそれが『プリキュア』ですから」と、今回の舞台に挑戦する意義を語った。あわせてキャスト、脚本・演出のほさかようからのコメントも到着している。
「『Dancing☆Starプリキュア』The Stage」は、10月28日から11月5日まで東京・品川プリンスホテル ステラボール、11月10日から12日まで大阪・サンケイホールブリーゼで上演。チケットの各種先行は6月12日から順次行われる。
田村升吾(キュアトップ役)コメント
キュアトップ役を務めます田村升吾です。
このお話を頂いた時は凄く驚きましたが、二つ返事でやらせて下さいと伝えました。
プリキュアシリーズを男の子で舞台化!! プリキュアファンの方も、男子!?舞台!?って驚きの連続だったと思いますが、
アニメシリーズにリスペクトを持って舞台でしか感じられないあの心躍る体験を、
新たなプリキュアを届けていきたいと思います。お楽しみに。
プリキュア20周年おめでとう御座います。
滝澤諒(キュアロック役)コメント
キュアロックを演じます、滝澤諒です。
プリキュアシリーズ初の舞台化、そして男性キャストで上演されるというお話を聞いたときは、驚きもありましたが、どのような作品にな るんだろうとワクワクした気持ちになりました。
長きに渡って愛され続けている「プリキュア」の意思をしっかりと受け継ぎ、男子プリキュアが輝く姿をお届けできるよう頑張っていきます。
皆様温かい応援を宜しくお願いします!
森田桐矢(キュアソウル役)コメント
キュアソウルを演じさせて頂きます森田桐矢です。
今回舞台版プリキュアに携わらせて頂けること、とても誇らしく思います。
今年でプリキュアの歴史も20年になり、新作アニメや様々なイベント等盛り上がっている中で行われる今回の舞台で、更にプリキュアというコンテンツを盛り上げられるよう頑張ります。
寺坂頼我(キュアカグラ役)コメント
キュアカグラ役の寺坂頼我です!
長年、沢山の人に愛されている「プリキュア」初の舞台化作品に男子プリキュアとして出演させて頂けること、心から光栄です。今回が2.5次元舞台の初挑戦で、小さい頃からの夢の1つが叶う事に喜びを噛み締めています。
だからこそ素敵な作品になる様に挑み、諦めず20周年を迎えるプリキュアを皆様と盛り上げられるように、何よりも観劇してくださる皆様に楽しくてキラキラしていただけるように精 一杯演じていきます。ご期待くださいっ!
小辻庵(キュアブレイク役)コメント
キュアブレイク役の小辻庵です。
この度、「プリキュア」初の舞台化作品に出演させて頂くことになりました。
幼い頃に毎週家族みんなで見ていた大 好きな作品に携われることを、とても光栄に思います!沢山の新しい経験が出来 ることや、素敵な作品に関われることがとても嬉しいです。
男の子もプリキュアになれる素敵な世界をお客様にお届けできるよう、精いっぱい頑張ります!
和合真一(パドドゥ役)コメント
プリキュア20周年、おめでとうございます!
この節目、そして初の舞台化という機会に携われたこと、大変喜ばしく思います。
最初に出演が決まった時は「え?僕がプリキュアに!?」と不思議な気持ちでしたが、しっかり役目を…え? プリキュアじゃない?…え?? 妖精??
…戦士達を導く大切な役、精一杯演じさせていただきます。
鷲尾天(東映アニメーション・スーパーバイザー)コメント
なぜ男性キャストで舞台版プリキュア!? 皆様のお気持ちお察しいたします。
答えは「創造と破壊」です。
2004年に始まった「ふたりはプリキュア」。徒手空拳で立ち向かうブラックとホワイトの姿は、これまでの女児アニメの常識を覆すものでした。
それ以来私たちは常識から外れていようとも、「主人公はこうあってほしい」と思う姿を描き続けてきました。しかし、プリキュアという「ヒーロー像」が浸透していく中、私たち自身もそのイメージに縛られるようになりました。「女性が輝くための作品」「男性キャラは立ち入り禁止」「プリキュアかくあるべし」…
20周年と銘打った今年、私たちはレギュラー初の男子プリキュア、未来の主人公たちを描いたオトナプリキュアなど、自分たちが打ち立てたイメージも壊し、再構築して前に進もうとしています。
そして舞台。「男性だけで『これはプリキュアだ!』と言える作品」は作れるのか?
これまでで最大の挑戦かもしれません。無謀な試みと批判を浴びることもあるでしょう。
でも、挑戦したい。だってそれが「プリキュア」ですから。
私たちはギリギリまで良い作品になるように粉骨砕身努力いたします。
皆様、ぜひご覧ください。よろしくお願い申し上げます。
ほさかよう(脚本・演出)コメント
はじめまして。脚本・演出家のほさかようと申します。
「プリキュア」という、多くの方々に愛されている歴史ある作品に関わらせて頂くこ
とに感謝が尽きないとともに、「男子高校生達のプリキュアによる、舞台版のオリ ジナルストーリー」という重責をひしひしと感じております。
作品の根底に流れる優しい世界観と哲学に敬意を払いつつ、作品としての新た な可能性を示すために全力を尽くす所存です。
どうぞよろしくお願いします。
「『Dancing☆Starプリキュア』The Stage」
日程:2023年10月28日(土)~11月5日(日)
会場:東京都 品川プリンスホテル ステラボール
日程:2023年11月10日(金)~11月12日(日)
会場:大阪府 サンケイホールブリーゼ
スタッフ
原作:東堂いづみ
スーパーバイザー:鷲尾天(東映アニメーション)
キャラクターデザイン:川村敏江
脚本・演出:ほさかよう
音楽:楠瀬拓哉
振付:YOKO
美術:乘峯雅寛
照明:鈴木健司(ルポ)
音響:遠藤宏志
映像:荒川ヒロキ
衣裳:摩耶
ヘアメイク:Aki
特殊造形:田中秀美
演出助手:千田阿紗子
舞台監督:井上卓
宣伝美術:LT Graph
ロゴデザイン:栗原高明
グッズデザイン:樋口敬太
宣伝写真:大柳玲於
制作進行:S-SIZE
キャスト
キュアトップ:田村升吾
キュアロック:滝澤諒
キュアソウル:森田桐矢
キュアカグラ:寺坂頼我
キュアブレイク:小辻庵
パドドゥ:和合真一
ほか
(c)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会