「パリピ孔明」ドラマ化決定!諸葛孔明役は向井理「帽子の高さも含めると210cm近い」
四葉夕卜原作による小川亮「パリピ孔明」のTVドラマ化が決定。諸葛孔明役を向井理が演じる。
「パリピ孔明」は、五丈原の戦いで死期を迎えた名軍師・諸葛亮孔明が、若い肉体で現代日本へと転生したことから展開されるコメディ。渋谷に転生した諸葛孔明が、そこで出会った駆け出しの歌手・月見英子の夢を叶えるため、軍師として音楽シーンに革新を巻き起こすさまが描かれる。2019年にコミックDAYSで連載を開始し、2021年11月よりヤングマガジン(講談社)で連載中。単行本は13巻まで刊行されており、2022年にアニメ化も果たしている。
ドラマはフジテレビ系の「新水10ドラマ」枠で、2023年秋に放送開始。企画は「忍者に結婚は難しい」や実写映画「午前0時、キスしに来てよ」を手がけたフジテレビ編成部・高木由佳氏、プロデューサーは「重版出来!」の八尾香澄氏、脚本は「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」の根本ノンジ、演出は「武士スタント逢坂くん!」の渋江修平らが務める。主演の向井は「諸葛孔明が主人公のドラマではありますが、歴史もののドラマだけではありません。一人の軍師という名の戦略家が、アーティストを育てていくプロデュース・成長物語でもあります。実際にアーティストの方々にも出て頂くことで、リアリティーも増すと思います」とコメント。また孔明の衣装について、「帽子の高さも含めると210cm近い。とにかくボリュームがあります。何度も衣装合わせを重ねて、ぜいたくな世界観を作れたと思います。(衣装は)重いし、暑くて大変ですが…(笑)」と心境を明かした。
向井理(諸葛孔明役)コメント
オファーを受けての率直な感想
久しぶりにフジテレビの連続ドラマに出演しますが、フジテレビ作品にはいろいろと思い出もあり、特別な思いがあります。また、今回ご一緒させて頂くプロデューサーをはじめスタッフたちとの縁も感じ、引き受けさせて頂きました。
台本を読んだ感想
実写にするにはハードルの高い作品。どう撮るのか難しい分、面白いと思いました。どういう描写にするのか、実際にどう撮影していくのか、楽しみです。また、このドラマは音楽をテーマにしている作品です。諸葛孔明が主人公のドラマではありますが、歴史もののドラマだけではありません。一人の軍師という名の戦略家が、アーティストを育てていくプロデュース・成長物語でもあります。実際にアーティストの方々にも出て頂くことで、リアリティーも増すと思います。そういったシーンをキャストの一人として初めて目撃できるというのはすごく楽しみです。
諸葛孔明という役について
今回のようなキャラの強い役をこの年齢になって演じることがなかなか無いので……思いっきり楽しんで演じたいと思っています。登場する計略や戦術について書かれている本などは読むようにしていますが、一番大事なのは、脚本で表現された世界を読み込み、さらに面白くすることだと思います。特別に役作りをするというよりは、台本に向き合い、理解を深め、諸葛孔明という役をいかに自分のものにするか、どう表現するのか、何が一番ベストなセリフの出し方なのか、考えて演じたいと思っています。
実際の衣装を着用してみての感想
帽子の高さも含めると210cm近い。とにかくボリュームがあります。何度も衣装合わせを重ねて、ぜいたくな世界観を作れたと思います。孔明という役を、いかに説得力を持って表現するか。衣装やメークの力を借りて、作っていきたいと思います。(衣装は)重いし、暑くて大変ですが……(笑)。
視聴者へのメッセージ
転生モノであることや、「パリピ孔明」というキャッチーなタイトルからはイメージがつきにくいかもしれませんが、原作や脚本で描かれているのはすごく芯の通った物語です。一人の歌姫がプロのアーティストへと成長する姿は、三国時代、戦いの中、孔明の主君が成長していく部分ともリンクしていると思います。また、ドラマを通して音楽を聴いてもらえることで、改めて“音楽の持つ力”を感じて頂けると思います。そして、視聴者の皆さんには是非、“音楽”そのものを楽しんでご覧頂きたいです。
高木由佳氏(フジテレビ編成部 / 企画)コメント
作品について
「パリピ孔明」というタイトルのキャッチーさに興味を持ち、原作を読んだのですが、タイトルに負けない内容の面白さに衝撃を受けました!転生した孔明がハロウィーンの渋谷に降り立ち、一人の歌姫を軍師としてメジャーデビューさせるまでのサクセスストーリーは、ワクワクの中に妙な納得力もあり、今までに見たことのないものが作れると確信しました。
諸葛孔明のキャスティングについて
孔明は、凛(りん)としていて知的で、感情は表には出さないが、芯が強い人というイメージがあります。ギャグにはならず、華麗な衣装を着こなしながらも知性と聡明(そうめい)さを感じさせる演者は、向井さんしかいないと思いオファー致しました。孔明の衣装を着た時の向井さんは、キラキラしていてこの世に降り立った正に異次元のスターでした!
視聴者へのメッセージ
主演の向井さんの孔明はもちろん、キャスティングも独特で、地上波では見られないような組み合わせがどんな化学反応を見せてくれるか楽しみです。また、もう一つの大きな魅力が、音楽です! これから発表になる出演者によるハートフルで力強い歌声が現代から一気に春秋戦国時代へと誘ってくれるかも!? 映像と音楽のマリアージュが最高にハッピーでテンション爆上げのドラマを作り上げていきます。このドラマを見てトキメキが止まらない! そんな作品を楽しんで頂けると思います。
八尾香澄氏(C&Iエンタテインメント / プロデューサー)コメント
作品について
「三国志」を題材にした中国ドラマが好きで、その壮大な世界観に憧れを抱いておりました。そして3年前、連載が始まったばかりの漫画『パリピ孔明』を読み、現代日本に諸葛孔明が転生し、シンガーの軍師になる、というアイデアを思いついた原作の先生方、天才!と思いました。<三国志×音楽>、これは面白くなる予感しかありませんでした。日本を舞台に諸葛孔明を描くこと、連続ドラマで毎話音楽シーンを描くこと……全てが規格外に大変です。常に予想の斜め上を行く演出の渋江さんをはじめ、とにかく熱く、こだわりの強い、面白いスタッフが集結しています。毎日が予想外の連続です。
諸葛孔明のキャスティングについて
無謀な挑戦ともいえる今回の作品を完遂するためには圧倒的に信頼できるパートナーが必要だと思い、主演の諸葛孔明役を向井理さんにオファーしました。諸葛孔明になった向井さんのスチールを撮影しながら、いよいよこの一大プロジェクトがスタートするんだと緊張しています。無口で不器用なワーカーホリック、偏屈で魅力的な脳外科医、聡明(そうめい)で頼れる防衛大臣に続く、新しい向井理を是非、楽しみにしていてください。
視聴者へのメッセージ
本作にはさまざまなジャンルの音楽が登場します。今は日々、この企画に参加してくれたアーティストの方々から、劇中に登場する楽曲のデモが届き、聴くたびに心が踊る毎日です。そして、まだ発表はできませんが、とっても魅力的なキャストが続々と決まっております。早く視聴者の皆様に、目でも耳でも楽しいドラマ「パリピ孔明」をお届けしたいです。漫画・アニメで既にこの世界観を堪能している方々も、三国志ファンも、音楽ファンも、満足してもらえるエンターテインメントを作りたいと思っております。是非ご期待ください。
ドラマ「パリピ孔明」
フジテレビ系:2023年秋より毎週水曜日22:00~22:54
スタッフ・キャスト
主演:向井理
原作:『パリピ孔明』四葉夕ト(原作)、小川亮(漫画)(講談社『ヤングマガジン』連載)
脚本:根本ノンジ
企画:髙木由佳(フジテレビ)
プロデューサー:八尾香澄
演出:渋江修平 ほか
制作協力:C&Iエンタテインメント
制作著作:フジテレビ