「わたしの幸せな結婚」上田麗奈&石川界人が着物でステージに、甘いやり取りに照れも

TVアニメ「わたしの幸せな結婚」ステージイベントの出演者。左から石川界人、上田麗奈。

TVアニメ「わたしの幸せな結婚」のステージイベントが、本日3月26日に東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2023」内で実施された。

7月から放送される「わたしの幸せな結婚」は、異能者の家系に生まれながら異能の才を持たぬ少女・美世が、異能者の家系・久堂家の清霞(きよか)に嫁ぐことから始まる物語。イベントには美世役の上田麗奈、清霞役の石川界人が登壇した。

この日、2人は揃って着物姿でステージに登場。美世を思わせる着物姿に、上田も笑顔を見せていた。石川も珍しい着物姿とあって、ステージ外の通路を歩く客にもマイクで呼びかけ上田の着物姿をアピール。観客からの要望に答え、その場で2人が1周回ってみせると、観客も艶やかな着物姿に見惚れていた。

続いて、1月に公開されたPVを鑑賞してトークを展開。上田が、作品に込められた儚さや、時代感に映像や音楽がぴったりだと褒めれば、石川は制作を担当するキネマシトラスの名前を出し、影の付け方など特集効果の撮影処理を絶賛。本編も素晴らしい映像になると期待を寄せた。

原作を読んでいたという上田は、自身の演じる美世について、置かれた環境と心情に注目してキャラクターを考察。石川は美世を救い出す清霞について、清霞自身も美世に救われていると思いを巡らせ、タイトルの「わたし」は清霞も指すのではと考え披露した。

イベントでは、新情報も発表に。新たに公開された春のビジュアルイメージ動画では、PVからは想像もつかないような美世と清霞の甘いやり取りが展開されることから、そのギャップも見どころだとアピール。さらに収録を振り返って、まだ甘いやり取りが少ない頃に収録したことから互いに照れがあったと明かし笑いあった。

最後の挨拶では石川と上田がともに作品の出来に自信をみせる。上田は、制作陣が原作から受けた雰囲気をすごく大切にアニメが作られているという現場の現状を伝え、美世と清霞の物語を見届けてほしいとメッセージを送った。

TVアニメ「わたしの幸せな結婚」

2023年7月放送開始

スタッフ

原作:顎木あくみ(富士見L文庫/KADOKAWA 刊)
原作イラスト:月岡月穂
監督:久保田雄大
設定・監修:阿保孝雄
シリーズ構成・脚本:佐藤亜美、大西雄仁、豊田百香
キャラクターデザイン:安田祥子
色彩設計:岡松杏奈
美術監督:片野坂恵美(インスパイア―ド)
美術アドバイザー:増山修
美術設定:菱沼由典、曽野由大、吉崎正樹
プロップ:高倉武史、ヒラタリョウ、みき尾
撮影監督:江間常高(T2 スタジオ)
3DCG監督:越田祐史(スタジオポメロ)
着物デザイン:HALKA
編集:黒澤雅之
音楽:Evan Call
音楽スーパーバイザー:池田貴博
音楽制作:ミラクル・バス
音響監督:小泉紀介
音響制作:グロービジョン
脚本開発協力:森本浩二
アニメーション制作:キネマシトラス

キャスト

斎森美世:上田麗奈
久堂清霞:石川界人
斎森香耶:佐倉
辰石幸次:西山宏太朗
ゆり江:桑島法子
五道佳斗:下野紘

(c)顎木あくみ・月岡月穂/KADOKAWA/「わたしの幸せな結婚」製作委員会