高城玲「アナトミア ―解剖してわかったことだが、人間は必ず死ぬようにできている―」1巻が、本日3月16日に発売された。単行本の帯には「BEASTARS」「SANDA」の板垣巴留、「薔薇王の葬列」の菅野文から推薦コメントが寄せられた。
物語の舞台は15世紀末、ミラノ公国。理髪外科医のトトは、当時当たり前となっていた瀉血や焼灼などの苦痛をともなう治療方法に疑問を抱いていた。そんなある日、仕事のため死体を持ち帰ろうとしていたトトの前に「作品を描くために人体解剖したい」と言う風変わりな画家・レニーが現れ……。臆病な理髪外科医と画家ダ・ヴィンチが禁忌に挑んでいく、「モナ・リザ」の誕生の裏に隠された人体解剖ロマンだ。
帯で板垣は「第1話を読んだあと、気づいたら自分の腕の骨や血管を眺める静かな時間が流れました。すごい人体讃歌漫画だ!!」、菅野は「ふたりの運命的な出会いによってどんな名画が描かれるのか、どんな歴史が語られるのか…楽しみです!」とコメント。またこみらの!提携店、一部書店では単行本の購入者に描き下ろしの特典が用意された。