武井宏之原作によるTVアニメ「SHAMAN KING」の続編となる「SHAMAN KING FLOWERS」が、2024年1月よりテレビ東京ほかにて放送決定。併せてティザービジュアル、PVが公開された。
「SHAMAN KING FLOWERS」は、ハオがシャーマンキングとなり、戦いの幕を閉じたシャーマンファイトから14年後のふんばりが丘が舞台。麻倉葉の一人息子・麻倉花は、シャーマンとしての才能を発揮できず、鬱屈した生活を送っていた。その花の前に、もう1つの麻倉家を名乗る2人が現れ……。次世代シャーマンたちの物語が描かれる。TVアニメ「SHAMAN KING」の最終回放送後に、「SHAMAN KING FLOWERS」の様子が垣間見れる短いスポット映像が公開されていた。
墓石に座る花を中心にしたティザービジュアルは、花の肩にヒトダマモードの阿弥陀丸が寄り添い、赤いバンダナを頭に巻いたアルミ・ニウムバーチ、赤い髪色が特徴的な伊吹ガッコ、黒髪で冷やかな眼差しを向ける麻倉葉羽、後方の屋根の上に立つ道黽を描写。またPVでは葉に対し「あいつはオレがぶっ倒す」と鋭い眼差しを向ける花の様子や、阿弥陀丸と憑依合体をする花が映し出された。
さらにメインキャストも明らかに。麻倉花役を日笠陽子、阿弥陀丸役を小西克幸、アルミ・ニウムバーチ役を上坂すみれ、麻倉葉羽役を堀江瞬、伊吹ガッコ役を鷄冠井美智子、道黽役を朴ろ美が演じる。キャストからはコメントも到着し、前作で葉を演じた日笠は、「『SHAMAN KING』で葉として生き、出会い、皆さんに見て頂けた事は私の人生の宝物になりました。シャーマンファイトは終わったけれど、葉や花が生きる世界は終わっていない。この輪廻によってまた彼らに会える喜びをひしと感じています」と語っている。
日笠陽子(麻倉花役)コメント
「SHAMAN KING」シリーズに再び携わることになった感想
『SHAMAN KING』で葉として生き、出会い、皆さんに見て頂けた事は私の人生の宝物になりました。シャーマンファイトは終わったけれど、葉や花が生きる世界は終わっていない。この輪廻によってまた彼らに会える喜びをひしと感じています。
葉と花、血は繋がっているけれど、他人です。別の個。1人の人間。私は今心が二つある状態でとてもザワザワしています。このザワつきこそが『SHAMAN KING』の世界に戻ってきたのだと思わせてくれます。『FLOWERS』は花が自分の足で歩き出す物語。私自身も、あの日のように助けてもらってばかりではいられません。自分の足で立ち、全力で花を演じ切ります!
花というキャラクターの魅力と、演じる上で葉とは異なる点など
花の良い所…良い所…。花になっていると、コンプレックスとか怒りや憎しみとか虚しさとか渦巻くものが多すぎて、中々自分からは出てこないので、皆さんに見てもらって花の良い所を見つけてもらいたいです。
葉の目線から見るとなんかジタバタしてるしアンナを思い出すし、可愛くて愛おしい存在なんですが!!
そうやって見えているものが全然違う位、葉と花は別々の人間で、でも不思議と血の繋がりは感じていて。
ふとした時に心と体が覚えている事が、ひとつの正解だと思いながら2人を演じていきたいと思います。
小西克幸(阿弥陀丸役)コメント
「SHAMAN KING」シリーズに再び携わることになった感想
『SHAMAN KING』だけではなくて、『FLOWERS』までアニメ化なんて嬉しすぎます!
ぜひぜひ皆様観て下さいね!
改めて気付いた面白さや気になった点など
花が生まれた時からいますので、やはり葉との関係性とはまた違うものになっていると思います。
そういった関係性の違いなども含めて楽しみにして頂けると嬉しいです。
改めて気付いたところは、やはり強い(笑)
上坂すみれ(アルミ・ニウムバーチ役)コメント
本作の魅力
新たなるシャーマンたちの戦い、「フラワーオブメイズ」とは一体どんなものなのか…?! 想像を越える展開の連続で、読んでいてずっとドキドキしっぱなしです!
個人的に小学生の頃リアルタイムで『SHAMAN KING』を読んでいたので、あのとてつもない世界に足を踏み入れる事実にも興奮しております…!花をはじめとする、受け継がれし者たちのそれぞれの試練や想い、願い…。「祭りのあとの更なるお祭り」を肌で感じられる作品なのかなと思います。
アルミ・ニウムバーチというキャラクターを演じる意気込み
「三代目イタコのアンナ」にして麻倉花の許嫁という凄い女の子です。最強、そして容赦なし!
傍若無人にさえ見えますが、完璧な努力と実力、胸に秘めた想いで、危なっかしい花をしっかりと導いてくれる存在です。彼女の折れない強い意志が表現できるよう、全力で頑張ります!
堀江瞬(麻倉葉羽役)コメント
本作の魅力
縦横無尽に動き回るキャラクター達の活き活きとした描写や戦闘の面白さに惹かれました。慣れ親しんだ単語が思わぬ使われ方をしている技の名前も『SHAMAN KING』ならではで、武井先生の言葉遊びが光るテクニックが、節分の日の豆のように至る所に撒かれていて楽しいです。
麻倉葉羽というキャラクターを演じる意気込み
第一話の収録時、音響監督の三間さんから「悪役を演じようとしないで」という指示を頂き、ハッとしました。
彼は彼なりに、ハオ直系の子孫として使命を授かり、自分の中の正義に従って自分の頭で行動しているのだ、と。そこが観る人によっては、敵なのにどこか応援したくなるような、彼の真髄に繋がる部分になればと思い、
心を込めてマイク前に立っています。
鷄冠井美智子(伊吹ガッコ役)コメント
本作の魅力
どこをとっても魅力だらけです。
魅力的&個性強めなキャラクター達の、テンポとセンスの冴え渡った会話でぐいぐい引き込まれ、皆の心に触れていくうちに気が付いた時には『SHAMAN KING FLOWERS』の世界にどっぷり!親世代のキャラクター達の登場と、次世代との絡みもワクワクしちゃいますね。
伊吹ガッコというキャラクターを演じる意気込み
大先輩方と製作陣、たくさんの方々の愛と情熱で紡がれてきた『SHAMAN KING』の世界。
参加出来ると決まったときは、興奮と緊張で腰が抜けました。
が、気合いを入れて!私もこの世界を紡ぐ一糸として、ガッコと一緒にふんばり、駆け抜けたいと思います!
朴ろ美(道黽役)コメント
「SHAMAN KING」シリーズに再び携わることになった感想
『SHAMAN KING』なんだけど『SHAMAN KING』じゃない、新たな『SHAMAN KING』な感じに、とても嬉しくてワクワクしています。
黽というキャラクターの魅力と、演じる上で蓮とは異なる点や気付いた事など
蓮とジャンヌを自分の中で溶け合わせる感覚が面白いです。二人が惹かれあった理由が黽を通してわかってきて擽ったい気持。案外この二人似てますね(笑)。黽から二人を感じてもらえたら嬉しいです。それが黽の魅力です。
(c)武井宏之・講談社/SHAMAN KING FLOWERS Project.