山本崇一朗「からかい上手の高木さん」の実写化が決定。「愛がなんだ」「窓辺にて」「ちひろさん」の今泉力哉が監督する。
ゲッサン(小学館)で連載中の「からかい上手の高木さん」は、思わせぶりな女子中学生の高木さんに翻弄される男子・西片の受難を描いた青春コメディ。これまでに3期にわたるTVアニメに加え、劇場アニメが制作された。
実写化にあたり、山本は「あまりピンと来ていなかったのですが、監督が決まり、キャスティングの作業なんかが進むにつれ『どうもありがとうございます、よろしくお願いします』という気持ちになりました。とても楽しみにしています」とコメント。今泉監督は「西片と高木さんのあいだに流れる、甘酸っぱかったり、面倒くさかったり、素直だったり、素直じゃなかったり、そんなほのぼのしつつも二度と取り戻せない“特別な時間と空気”をそのまま映像にできたらなと思っています」と綴った。
なお明日3月10日には「からかい上手の高木さん」最新19巻が発売。同じく山本崇一朗作品の「からかい上手の(元)高木さん」17・18巻、「くノ一ツバキの胸の内」8巻も同時発売される。
山本崇一朗コメント
実写化という話を担当編集さんに聞いたときは、あまりピンと来ていなかったのですが、監督が決まり、キャスティングの作業なんかが進むにつれ「どうもありがとうございます、よろしくお願いします」という気持ちになりました。とても楽しみにしています。漫画のほうも、実写に負けないようにがんばっていきたいと思います。
今泉力哉監督コメント
西片と高木さんのあいだに流れる、甘酸っぱかったり、面倒くさかったり、素直だったり、素直じゃなかったり、そんなほのぼのしつつも二度と取り戻せない“特別な時間と空気”をそのまま映像にできたらなと思っています。また、好きなのか、好き未満なのか、友だちなのか、なんなのか、その“言葉にできない関係性”と“一番楽しい瞬間”を、真剣にいきいきと生きているふたりを美しい風景とともに描けたらなと思っています。お楽しみに。