岸本斉史「NARUTO-ナルト-」を題材とした新作歌舞伎が、2018年8月に東京・新橋演舞場で上演されることが決定した。
「NARUTO」初の歌舞伎舞台化となる本作。うずまきナルト役を坂東巳之助が、うちはサスケ役を中村隼人が務め、脚本・演出をG2が手がける。坂東巳之助は「幼い頃からずっと憧れ、共に歩んできたキャラクター達を演じる事が出来るだなんて、本当に幸せ」と喜びを語り、「歌舞伎でしか出来ない表現と、『NARUTO』でしか出来ない表現がぶつかり合って爆発する舞台を目標に、頑張って参ります!」と意気込みをコメント。中村隼人は「巳之助兄さんとは、近年『ワンピース』のゾロとサンジのように対照的な役をさせて頂く事が多いので、その経験を生かしていきたい」と話し、「皆で『NARUTO』という大作に挑んでいきます。暑い夏をさらに熱くします!!」と語っている。
坂東巳之助コメント
来年8月、「NARUTO」の歌舞伎舞台化、本当に楽しみです!スーパー歌舞伎II「ワンピース」に続いて、幼い頃からずっと憧れ、共に歩んできたキャラクター達を演じる事が出来るだなんて、本当に幸せです。
ジャンプやコミックスをワクワクしながら買っていたあの頃の自分に教えてあげたい。今も買っていますが(笑)。歌舞伎でしか出来ない表現と、「NARUTO」でしか出来ない表現がぶつかり合って爆発する舞台を目標に、頑張って参ります!ご期待ください!
中村隼人コメント
僕の演じるサスケは、ナルトとは正反対のキャラクターです。ナルトを演じる巳之助兄さんとは、近年「ワンピース」のゾロとサンジのように対照的な役をさせて頂く事が多いので、その経験を生かしていきたいです。
ジャンプ作品の魅力は、どんな年代の人でも思い描くヒーローがいるところ。僕もジャンプ漫画のファンとして、イメージを大切にサスケというヒーローになりきり、「ワンピース」のようにたくさんの人に楽しんで頂きたいです。皆で「NARUTO」という大作に挑んでいきます。暑い夏をさらに熱くします!!
G2コメント
かたや全72巻の力作、途方もない世界観。それでいてピュアな登場人物。世界的なヒットで海外にもファンの多い「NARUTO」。かたや数百年の歴史を誇る伝統芸能でありながら今なお大入り満員で今に生き続ける歌舞伎。中でもこれから期待がかかる若手たちが暴れまくるであろう感動の舞台。仕事を仰せつかり気分は百万光年ほど彼方へぶっ飛びそうです。かつて誰も見たことのない歌舞伎に!