新潟国際アニメーション映画祭のコンペ参加作決定、審査委員長・押井守からコメントも
「第1回新潟国際アニメーション映画祭」より、コンペティション部門の参加作品、本ポスタービジュアルが公開された。
3月17日から22日にかけて新潟県新潟市で開催される「新潟国際アニメーション映画祭」。同映画祭では、長編商業アニメーションにスポットを当て、長編アニメーション映画のコンペティション部門を持つアジア最大の祭典を目指す。コンペティション部門の参加作品には、日本、フランス、米国、アルジェリアなど、世界15ヶ国からエントリーがあった21作品の中から10作品を選出。日本からは、牧原亮太郎が監督を務めた「ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン」が選ばれた。
審査委員長の押井守は、記念すべき第1回のラインナップについて「この映画祭は長編映画に絞ったコンペティションということで、大作過ぎずアート寄り過ぎず、これまで受け皿がなかった作品にスポットライトがあたることを期待しています」とコメント。またプログラミング・ディレクターの数土直志は、第1回のコンペ部門の見どころについて「世界のアニメーションの潮流を体現する良質な作品が多数集まりました。映画祭が参加者のあらゆる意味で刺激する場になることは間違いないでしょう」と期待を込めた。
「第1回新潟国際アニメーション映画祭」コンペティション作品
劇場版「ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン」
英題:Vampire in the Garden
監督:牧原亮太郎
(日本 / 2022年 / 123分)
「Khamsa – the Well of Oblivion」
英題:Khamsa – the Well of Oblivion
監督:Vynom
(アルジェリア / 2022年 / 77分)
「Knor」
英題:Oink
監督:Mascha Halberstad
(オランダ / 2022年 / 72分)
「Le Petit Nicolas Qu’est-ce qu’on attend pour être heureux ?」
英題:Littile Nicolas Happy as can be
監督:Amandine Fredon, Benjamin Massoubre
(フランス / 2022年 / 86分)
「Myši patří do nebe」
英題:Even Mice Belong in Heaven
監督:Denisa Grimmová & Jan Bubeníček
(チェコ、フランス、ポーランド、スロバキア / 2021年 / 88分)
「Opal」
英題:Opal
監督:Alan Bidard
(マルティニーク、フランス / 2021年 / 85分)
「Saules Aveugles, Femme Endormie」
英題:Blind Willow, Sleeping Woman
監督:Pierre Földes
(フランス、カナダ、オランダ、ルクセンブルク / 2022年 / 110分)
「Thee Wreckers 四つの悪夢」
英題:Thee Wreckers Tetralogy
監督:Rosto
(オランダ、フランス、日本 / 2020年 / 44分)
「Unicorn Wars」
英題:Unicorn Wars
監督:Alberto Vázque
(スペイン、フランス、日本 / 2022年 / 80分)
「When You Get To The Forest」
英題:When You Get To The Forest
監督:Eric Power
(米国 / 2021年 / 73分)