11編の百合エピソードを収録、やとさきはるの短編集「私の中でいちばんに光る、貴方」
やとさきはるの単行本「私の中でいちばんに光る、貴方」が本日1月12日に発売された。
「私の中でいちばんに光る、貴方」は計11編のエピソードを収録した百合短編集。収録作の1つ、「私のエトワール」の主人公・遠野さんは、同じクラスで隣の席の星さんを「めちゃくちゃかわいい」と感じている。彼女が使っているコスメを教えてもらっては同じものを買ってみるなど、クラスメイトとして交流を続けていた2人だったが、あるとき星さんがアイドルデビューすることに。星さんは瞬く間に人気アイドルとなり、またそれに応えるように彼女もどんどんキレイになった。学校で会えば、今まで通り挨拶はするけれど、遠野さんは以前のように星さんには近づけなくなってしまって……。
そのほか、まだマスクの下の顔をお互い知らないバイトの先輩と後輩が、「3秒でいいから」を素顔を見せ合う「3秒間」、周囲から「姉妹みたい」とかわいがられているが、実は恋人同士というカリスマ店員・ミカともなを描く「#ミカちゃんともなちゃん」、25ページ超の描き下ろしエピソード「愛の才能」などが収載されている。