「ワルキューレ LIVE 2022 ～Walküre Reborn!～ ディレクターズカット版 先行上映会」が本日1月7日に東京・TOHOシネマズ 上野で開催され、美雲の歌唱を担当するJUNNA、フレイア役の鈴木みのりが登壇した。
昨年4月10日に千葉・幕張メッセで開催された「ワルキューレ LIVE 2022 ～Walküre Reborn!～」。本日の先行上映会は、そのBlu-ray / DVDが1月25日に発売されることを記念して行われた。ライブ本編映像のディレクターズカット版が上映されたのち、JUNNAと鈴木が振袖姿で登場。これは鈴木の発案だそうで、2人はそれぞれのキャラクターをイメージした振袖をくるりと回って観客に披露した。
まずは「ワルキューレ LIVE 2022 ～Walküre Reborn!～」を振り返ってのトークから。ライブの中での互いの好きなポイントを聞かれると、JUNNAは「愛してる」の最後に鈴木が見せた笑顔を挙げる。「ほかの4人はもうそれぞれ移動してる途中だったんですが、移動するトロッコの中で号泣しかけて、でもメイクが崩れるので我慢して。東山（奈央）さんと2人で『あれはやばいね』って言い合って」と力説すると、会場からも同意の拍手が。一方の鈴木は「ウルっときたところだと『宇宙のかけら』。映画のアフレコでも音源でも思うんですが、JUNNAちゃんの歌い始めのワンフレーズが大好きすぎて。生でもやっぱりぐっと来るし、演出も相まって余計泣ける」と語った。
「劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!」の内容とシンクロするように展開された「ワルキューレ LIVE 2022 ～Walküre Reborn!～」。映画のラストシーンが流れたのち、ライブ本編の最後を飾った「ルンに花咲く恋もある」に話題がおよぶと、JUNNAは「私たちもどういう気持ちでこの後『Huh,huh』って言えばいいんだろうって言ってたんです（笑）」と裏話を披露。鈴木は「映画のエンディング曲でもあるので、エンディングの気持ちで楽しく歌いました」と振り返った。もう1つの見どころが、幕張メッセの広大な空間を使った360度のセンターステージ。JUNNAは「立ち位置が本当にわからなくなって、ちゃんとリハしないとぐちゃぐちゃになっちゃう」と苦労も明かしつつ、「だからこそみんなにどの方向からも観てもらえて、新しい楽しみ方ができるステージでした」と笑顔を見せた。
5月には東京・大阪での「SANKYO presents ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 ～Last Mission～」が控えている。鈴木が「まず4日間のライブが久々なんですよ。体力が心配（笑）」と述べると、隣のJUNNAもうなずく。鈴木は続けて「アニメに沿って、フレイアを演じながら歌って踊るのは『ワルキューレ LIVE 2022 ～Walküre Reborn!～』で“やりきった感”があって。『マクロスΔ』では声優としてキャラクターを前に出していきつつも、アーティストとして音楽活動をさせてもらっている感覚もあったので、その両方の集大成になったらいいなと思います」と意気込みを明かす。JUNNAは「今までワルキューレとしてたくさんライブをやらせてもらって、1歩ずつステップアップできていると思うので、このライブの美雲が、ワルキューレが今までで一番よかったよね、と言ってもらえるライブにできたら」と気合いを見せた。さらに2人が「懐かしい曲もやりたい！」「やってない曲をやりたい！」と続けると、観客からも大きな拍手が起こった。
最後にJUNNAは「Blu-ray、DVDで自分の好きなシーンや歌を何回も観てもらって、ファイナルライブまでに気持ちを高めてもらえればうれしいです。ファイナルライブ、みんなにしっかり歌を届けていけるようにがんばっていきたいと思います」と呼びかける。そして鈴木は「『マクロスΔ』にひとつの区切りをつけるタイミングの年になってまいりました。まだ実感がないんですが、これからもワルキューレは、『マクロスΔ』は止まらないって思えるようなひと区切りに、華を添えられる1年にしたいと思います」とファンへメッセージを贈った。なお本日、「ワルキューレ LIVE 2022 ～Walküre Reborn!～」Blu-ray / DVDのダイジェストPV第2弾がYouTubeで公開された。
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