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「ONE PIECE」Ado&名塚佳織が選んだ名シーンは?生アフレコで10人全員が登場

尾田栄一郎原作によるTVアニメ「ONE PIECE」のステージイベントが、本日12月18日に千葉・幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2023」内で行われた。

イベントはウタによる歌唱ステージで開幕。「新時代」からスタートし「ウタカタララバイ」「私は最強」と続けて歌うウタの姿が配信されたのち、映画「ONE PIECE FILM RED」よりルフィとウタの出会いのシーンがスクリーンに映し出され、キャスト陣が登壇する。イベントにはモンキー・D・ルフィ役の田中真弓、ロロノア・ゾロ役の中井和哉、ナミ役の岡村明美、ウソップ役の山口勝平、サンジ役の平田広明、トニートニー・チョッパー役の大谷育江、ニコ・ロビン役の山口由里子、フランキー役の矢尾一樹、ブルック役のチョー、ジンベエ役の宝亀克寿が参加。それぞれ生アフレコを披露しながら登場した。

「ジャンプフェスタ」にメインキャスト10人が揃ったことを喜ぶ田中。中井はゾロが好きな人に手を振るよう呼びかけ、観客に配布されていたジャンフェスリングが光る様子を見て感嘆の声をあげた。メインキャストらの一言挨拶を終えると、田中のスマホに収められている写真を紹介する「真弓のスマホから 2022」のコーナーへ。11月に熊本で開催された「人形浄瑠璃 清和文楽 ONE PIECE 超馴鹿船出冬桜(ちょっぱあふなでのふゆざくら)」の写真が紹介され、田中は当時を振り返るトークを展開した。

その後「ONE PIECE FILM RED」の興行収入が185億円を突破したと発表されるとキャスト陣は驚きの表情を浮かべ、何度も映画館に足を運んだという観客たちに感謝の意を述べる。続く「ONE PIECE FILM RED」の「あの人が選ぶ名シーン」コーナーでは、ウタの歌唱パートを担当したAdo、ウタ役の名塚佳織からボイスメッセージが到着。Adoはコック姿のゴードンがウタに声をかけるシーン、名塚はシャンクスがウタを抱きしめるシーンをチョイスし、キャスト陣も同意しながら会話を交わす。チョーがウタのライブが始まる前の“間”がいいと語ると、会場のスクリーンにはそのシーンの本編映像が映し出された。

続く「第4回 ONE PIECEナレッジキング決定戦」の表彰式では、優勝者がステージに登壇し優勝旗を授与された。ナミが大好きなことから岡村から何か言ってほしいセリフはないのかと問われると、優勝者は「私のしもべになる?」というセリフをチョイス。岡村からの声のプレゼントに、優勝者は満面の笑みで「なるー!!」と叫んだ。

イベント後半では「ONE PIECE」25周年を記念した数々のイベントの告知へ。「ONE PIECE」の世界でトレーニングができるフィットネスジム「ONE PIECE FITNESS BragMen」が、2023年1月13日に東京・渋谷モディにオープンすることが発表されると、ステージ上には骨付き肉を模したバーベルが登場。先陣を切って大谷が持ち上げに成功すると、ほかのキャストは大喜利のようなリアクションを続々と繰り出す。岡村はナミらしく競売にかけるような掛け声を発し、中井はホロホロゴーストにかかったフリ、山口は骨付き肉型のクリスマスケーキだと謳おうとするなど各キャラクターの個性あふれるリアクションに会場は盛り上がった。そのほか制作に6年かかったというゲーム「ONE PIECE ODYSSEY」の映像や、12月26日発売の週刊少年ジャンプ(集英社)に掲載予定の「ONE PIECE」の1ページなどが公開された。

終盤では尾田からのメッセージを田中が読み上げる。「ONE PIECE FILM RED」の大ヒットやマンガ本編も佳境を迎えていることから「頭ぐちゃぐちゃな一年でした」と綴った尾田。その嬉しい悲鳴を再現するよう無茶振りされた田中は、熊本での人形浄瑠璃で得たノウハウを活かし、狂言調でその喜びを表現した。最後はキャスト陣が1人ずつ挨拶を行ったのち、「Family ~麦わらの一味10人Ver.~」を全員で歌い、イベントは閉幕した。

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