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「アルマギア」は願えばなんでも叶う?麻倉ももが久保ユリカに壮大なイベント構想語る

Reom原作によるアルマギア-Project-「アルマギア」1巻発売記念イベントが、去る12月10日に東京都内で開催。コミックナタリーでは麻倉もも、久保ユリカが出演した第2部をレポートする。

マンガやキャラクターソングCDなどの展開を通し、歌と魔法、少女と少女が織り成す絆の物語を紡ぐ“歌姫音楽プロジェクト”「アルマギア-Project-」。月刊アクション(双葉社)やGANMA!、ピッコマ、LINEマンガで連載され、第1巻が発売中のマンガ「アルマギア」では、歌を魔力に変える特殊な能力を持つ少女アカネと、その魔力を戦闘力に変えられる少女ネオンの物語を描く。麻倉はボイスコミックでネオン役を演じ、フェスタ役の久保は文化放送超!A&G+のラジオ番組「アルマギア情報局」のパーソナリティを務めている。

9月には「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2022」内で「アルマギア-Project-」のステージイベントが行われ、久保と徳井青空がМCを担当し、麻倉がゲスト出演していた。麻倉は「京まふ」を振り返り、京都まで赴くもほとんど観光ができずに現地を後にしたと悔しそうに明かす。それを受けて久保は「今後『アルマギア-Project-』のイベントで何かやってみたいことはある? 言えばだいたいのことは叶っちゃったりするから!」と問いかける。麻倉は少し考えたのち、「北海道あたりでイベントするのはどうですか? 北海道以外にも、あちこちでアルマギアイベントのツアーをする、みたいな。歌で参加してくれているキャストはライブをして、私は前説をしてそのまま観光に出かけます」と回答。想像以上のスケールに、久保は「壮大……! 前説だけじゃなくてつなぎのМCもやって!」とツッコミを入れた。

続いて話題は「アルマギア」1巻と、麻倉たちが出演したボイスコミックへと移る。自身演じるネオンについて麻倉は「私はネオンのようなボーイッシュな子を演じることが今まであまりなかったので、新鮮でした。また、ネオンは感情をかなり前に出していく子なので、演じて楽しかったですね」と回想。ネオンの相方となるアカネは口数も少なく謎の多いキャラで、ネオンとは対照的な性格であることから、久保は麻倉に「ももちゃんの性格はネオンとアカネのどっちに近いの?」と質問する。麻倉は「この2人ってとっても両極端ですよね! でも、ネオンのほうが感情がわかりやすい分共感しやすいかもしれません。アカネってミステリアスな部分が多すぎるので、そもそも共感できる場面が見付からないというか……」と答えた。

また久保が麻倉に「作中でほかに気になるキャラクターは?」と問いかけると、麻倉はネオンとアカネの先輩にあたるマツリカを挙げる。麻倉は「素敵なお姉さんって感じですよね。包み込んでくれるけど、少しSっ気のある感じが素敵だなと思いながらマンガを読んでいます」と説明した。一方の久保はマツリカのバディとなるククルを挙げ、「ククル役は戸松遥ちゃんが演じているんですが、彼女の声がククルにすごくぴったりだと思いました! ちなみに物語の展開で今後期待していることはある?」と麻倉に質問。麻倉は「今ちょっとシリアスな展開が続いているので、戦いとか関係なく、和気あいあいとした日常のひとコマを描くエピソードが読みたいです! そういうところでキャラクター同士の関係性が見えたりしますし」と期待する。久保が頷きながら、「いいよね、海に行ったり、温泉に行ったり」と想像を膨らませると、麻倉は即座に「脱がせたがりじゃないですか!(笑)」と指摘した。

イベント内では麻倉と久保がお互いへの理解度を試す「パートナーとの絆診断」、「アルマギア」本編のコマを使い、観客からの面白い回答を紹介する大喜利企画「漫画で大喜利」といったコーナーも実施。2択のお題から麻倉と久保が選びそうな選択肢を観客が予想し、2人への理解度を図る「私は、どっちでSHOW!」では、まず麻倉に関して「ファビュラスな女性とタフネスな女性、どちらに憧れる?」というお題が出される。観客の予想は「タフネスな女性」に集まるも、麻倉は「もともと『ファビュラスな女性になりたい!』という憧れはないんですけど、最近叶姉妹さんの配信番組を見て、私の中でぐんと存在感が高まっているということもあって(ファビュラスな女性を)選ばせていただきました」と答えた。久保に関するお題は「異世界に転生したら、チート主人公として暮らすか、平凡なモブとして暮らすか」というもの。久保が「どっちも嫌だけど……」とこぼす中、観客の予想は「平凡なモブ」に多く寄せられた。観客の回答を見て、久保は「嫌だけど、チート主人公かな……。そもそも異世界に転生したくないな……。そこでモブなんてさらにつらいし、夢見たくない? あとチート主人公なら死ぬことはないだろうし、もし死んじゃうとしても輝いてから死にたい」と意図を説明する。

イベントを通じて、トークやゲームを和気あいあいと楽しんだ麻倉と久保。最後に久保が「自分で言うのもなんだけど、私たち相性いいよね?」と問いかけると、麻倉は大きく頷きつつ「はい、なんだかシカさん(久保の愛称)に私と似たものを感じてすごくやりやすく、楽しかったです!」と笑顔を見せる。「またこうしてみんなが集まれる機会があるといいね!」と新たなイベント開催を期待する久保に、麻倉は「次はぜひ北海道で!」とイベント冒頭に掲げた“野望”を再度口にしていた。