わだちず「みちみち」、おつとめを終えたつくもがみが不思議いっぱいの外の世界へ

「みちみち」

わだちずの単行本「みちみち」が、本日12月12日に発売された。

急須に宿る“つくもがみ”のちゃきとりゅう。2人の仕事は美味しいお茶を入れることだったが、急須はだんだん使われなくなり、やがて壊れてしまった。“おつとめ”を終えたちゃきとりゅうは、外の世界へと旅立つことに。するとそこでは、自分のことが何もわからない「山の赤ちゃん」、ちゃきのマネばかりする「水のひと」、着ぐるみを身に着けた「山田くん」など、さまざまな面々との出会いが待っていて……。夢幻の世界を、わだちずが優しく繊細なタッチで描く。月刊コミックビーム(KADOKAWA)で連載された連作短編集だ。