「推し着物」“好き”と“ときめき”を身に着けたい人々のオムニバスストーリー

「推し着物」(帯付き)

岡野く仔の単行本「推し着物」が、本日11月15日に竹書房から発売された。

「推し着物」は、さまざまな“推し”を持つ人々と着物をめぐるオムニバスストーリー。子供の頃に着物姿を友達に笑われてから無難な服しか選ばなくなったOL・大島かの子は、電車でよく見かける素敵な着物姿の男性を密かに“推し”としていた。彼が店主を務める着物屋を訪れたかの子は、そこで着付けを習い、長年の夢だった着物ライフをスタートさせる。そのほかにも着物で推しキャラコーデを楽しむ女子大生、体型のせいで好きな着物を選べないふくよかなマンガ家、憧れはあっても着物は「高いもの」と諦めている女子高校生、女性もののカワイイ着物が着たい男子高校生の物語などを収録。単行本描き下ろしエピソードも収められている。

なお単行本発売を記念して、きものやまと池袋サンシャインシティ・アルパ店では岡野の私物の着物を展示。展示期間は未定につき、終了している場合もあるため注意してほしい。