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芦花公園推薦、血脈の呪い抱える女子大生の怪奇ミステリー「たまわりの月」1巻

界賀邑里の単行本「たまわりの月」1巻がイースト・プレスから発売された。帯には作家の芦花公園が推薦文を寄せている。

「たまわりの月」は、おぞましい歴史を持つ血筋に生まれた女子大生・琶田積煤(わだつみすす)が、友人たちに誘われてホテルの改装工事の手伝いをするバイトに出かけたことから始まる怪奇ミステリー。そのホテルのそばには呪われた家として有名な旧八十月邸があり、映画監督を目指す中條球太(ちゅうじょうきゅうた)は屋敷の中を撮影しようという。その旧八十月邸に足を踏み入れてから、友人の失踪や不自然な現象が始まり、煤たちがバイトするホテルも過去に作業員が死んでいるといういわくつきの場所なことが明らかに。理由のわからない怪異に取り込まれた主人公たちの戸惑いと恐怖する姿が描かれる。