ジブリパークの裏側や宮崎吾朗の作品を振り返る展覧会、資料の展示やフォトスポットも
11月1日にジブリパークが開演することを記念し、10月29日から12月25日まで愛知・愛知県美術館で「ジブリパークとジブリ展」が開催される。
「ジブリパークとジブリ展」では、ジブリパークの制作現場を指揮する宮崎吾朗監督のこれまでの仕事と作品を振り返りながら、スタジオジブリの最新作ともいえるジブリパークをどのように考え、描き、作っているのかを、初公開となる制作資料の数々とともに紹介。ジブリパーク誕生に至るまでの背景、施設にまつわる秘密に迫ることができる。
展覧会ではジブリパークの制作資料や試作品を初公開。ジブリパークのメインエリア「ジブリの大倉庫」に設けられる「にせの館長室」が再現して展示される。またジブリパーク「青春の丘」に登場する、バロンの人形を制作する過程で使用された素材や模型を公開。さらに2024年3月にジブリパーク内にオープンする「魔女の谷」より、「ハウルの動く城」のハウルの城の模型が披露される。
さらに映画「千と千尋の神隠し」のワンシーン、「となりのトトロ」の「サツキとメイの家」のパーゴラ、ネコバスなどの撮影可能なスポットも設置。また東京・三鷹の森ジブリ美術館で、昨年6月から今年5月まで開催された企画展示「アーヤと魔女」展が再現され、スタジオジブリならではの3DCGアニメーションの作り方とその制作の舞台裏を宮崎監督自ら解説する。加えて三鷹の森ジブリ美術館、「ゲド戦記」「コクリコ坂から」など宮崎監督のこれまでの仕事も貴重な資料とともに一挙紹介。ほかにも展覧会の特設ショップでは「ジブリパークとジブリ展」オリジナルグッズをはじめ、ジブリパーク、スタジオジブリ作品に関するグッズが販売される。
「ジブリパークとジブリ展」
会期:2022年10月29日(土)~12月25日(日)
会場:愛知県 愛知県美術館
開館時間:10:00~18:00※金曜は20:00まで (入館は閉館1時間前まで)
休館日:毎週月曜日(10月31日は開館)
観覧料(日時指定券)
平日:一般1700円、高大生1100円、小中生600円
土日祝:一般1900円、高大生1300円、小中生800円