「西岸良平 画業50周年記念自選 鎌倉ものがたり+」が、本日9月12日に刊行された。
1972年に「夢野平四郎の青春」でデビューし、今年9月で画業50周年を迎えた西岸。「鎌倉ものがたり+」には代表作「鎌倉ものがたり」をはじめ、シリーズ連載や短編を含むノスタルジックな作品、ミステリー、ファンタジー、SFなど自選したエピソードが収録された。
また画業50周年を記念し、サイン入り複製原画が5人、QUOカードが50人に当たるプレゼントキャンペーンを実施。応募方法などの詳細は単行本の帯に記載されている。加えて「鎌倉ものがたり」の公式Twitter(@tale_of_kmkr)ではフォローとRTで当たるプレゼント企画も実施中。そのほかにも「画業50周年 西岸良平の世界展(仮)」の開催が予定されている。
西岸良平コメント
大学を出て2年後、一念発起して描いた「夢野平四郎の青春」がビッグコミックで入選して漫画家デビューしました。
その後「三丁目の夕日」、「鎌倉ものがたり」など毎回アイデアに苦しみながらも何とか描き続け、 気が付いたら50年も経っていて自分でもビックリしています。
もちろん漫画を描き続ければ漫画家でいられるというものではありません。
思えば「新人のくせに締め切りを遅らせるのは手塚治虫先生なみ」などと言いながらも辛抱強く載せ続けてくれた出版社、編集者のかたがた、そして僕の漫画を読んでくださった読者の皆様のおかげだと、心から感謝しています。
結びにひとこと、デビュー作からずっと僕の全作品の作画に協力し、絵コンテを真っ先に見てくれた、人生の伴侶ネコさん(妻)にもあらためて感謝の気持ちを伝えたいと思います。