ステージはいつもの河原「セトウツミ」舞台化決定、2023年5月より東京と大阪で上演

「セトウツミ」ビジュアル

此元和津也「セトウツミ」の舞台化が決定。東京公演が2023年5月から6月にかけて東京芸術劇場プレイハウスで、大阪公演が2023年6月に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演される。

2013年から2017年まで別冊少年チャンピオン(秋田書店)に連載されていた「セトウツミ」は、関西の男子高校生・瀬戸と内海を主役に据えたコメディ。放課後に河原で交わす、2人のシニカルな会話劇が綴られる。単行本は8巻まで刊行中。2016年には実写映画化、2017年にはテレビドラマ化され話題を呼んだ。上演台本・演出は、演劇集団・円の座付き演出家で、劇作家としても知られる内藤裕子が担当。出演者は後日発表され、チケットは2023年春の発売を予定している。この発表に併せ、此元からはコメントが到着。此元は「内心では今更需要あるのか、どこに勝算感じたのか、一体どういうつもりなのか、担当した人に問い詰めたい気持ちはありますが、どんな作品になるのか、これからとても楽しみです」と期待を寄せた。

此元和津也コメント

『セトウツミ』は僕のキャリアの中で最も思い入れのある作品です。
それが時を経て舞台化されるということで、完全に手を離れた今となっては期待でいっぱいです。
内心では今更需要あるのか、どこに勝算感じたのか、一体どういうつもりなのか、担当した人に問い詰めたい気持ちはありますが、どんな作品になるのか、これからとても楽しみです。
此元和津也

(c)此元和津也(秋田書店)2013