志村貴子の20年間を辿る原画展が明日開幕、描き下ろしビジュアル制作動画も

「~画業20周年記念~志村貴子原画展」の様子。 (c)志村貴子/太田出版 (c)Takako Shimura/KADOKAWA (c)志村貴子/講談社

志村貴子の原画展「~画業20周年記念~志村貴子原画展」が、明日11月2日から東京・西武池袋本店にて開催される。それに先駆け、本日11月1日に内覧会が行われた。

本展は志村の画業20周年を記念した展示イベント。1997年に「ぼくは、おんなのこ」でデビューし、「敷居の住人」「放浪息子」「青い花」「娘の家出」「こいいじ」など数々の作品を世に送り出してきた志村の原画やネームが発表年順に展示され、志村の20年間を振り返ることができる構成となっている。

デビュー作「ぼくは、おんなのこ」から始まる展示では、単行本のカバーイラストやマンガ原画などが作品解説とともに紹介された。連載作から読み切りまで、その展示内容は多岐にわたる。また要所要所で、志村の直筆コメントが原画に添えられ、執筆当時の思い出や心境などを垣間見ることもできる。

原画のほかにも、テレビアニメ化された「放浪息子」のDVDや、本展の描き下ろしメインビジュアルの制作風景を捉えた映像の上映、過去に制作されたグッズなども展示。さらに志村がキャラクター原案を手がけたアニメ「アルドノア・ゼロ」や「バッテリー」のイラストやラフ画、小説や書籍の挿画、色紙、寄稿イラストなども勢揃いし、ファンならずとも見逃せない展示内容となった。

また会場に設置された物販コーナーでは「敷居の住人」「青い花」「こいいじ」「娘の家出」「放浪息子」「起きて最初にすることは」「淡島百景」の版画が数量限定で販売。さらに本展のために制作されたオリジナルグッズとして、「淡島百景」13話のネームをまるごと収録した小冊子が付く公式ビジュアルブック、志村が365日分を描き下ろした「志村貴子日めくりカレンダー2018」、志村描き下ろしイラストを起用したトートバッグやマスキングテープがお目見え。そのほかクリアファイル、缶バッジ、アクリルキーホルダーなどもラインナップされた。「~画業20周年記念~志村貴子原画展」は11月9日まで開催。

「~画業20周年記念~志村貴子原画展」

会期:2017年11月2日(木)~11月9日(木)
会場:西武池袋本店 別館2階 西武ギャラリー
時間:10:00~21:00(※入場は閉場の30分前まで、11月3日(金・祝)・5日(日)は20時まで、最終日は18時閉場)
料金:一般800円、大学生・高校生600円、中学生300円(小学生以下無料)
主催:トラフィックプロモーション
共催:三省堂書店
総監修:志村貴子
協力:アニプレックス/アニメ「バッテリー」製作委員会/太田出版/KADOKAWA/講談社/集英社/祥伝社/リブレ

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