ダ・ヴィンチ(KADOKAWA)とniconicoが共同運営する「次にくるマンガ大賞 2022」の結果が本日8月31日に発表に。コミックス部門の1位には、つるまいかだ「メダリスト」が輝いた。
「メダリスト」は、人生をフィギュアスケートに捧げてきた青年・司と、彼に才能を見出された少女・いのりを描くフィギュアスケートもの。アイスダンスの全日本選手権に出場したこともある司は、プロに転向しようと試みるもうまくいかない日々が続いていた。そんなある日、司は無料でスケートリンクに入場しているいのりと出会う。親に反対されながらもどうしてもフィギュアスケートをしたいと話すいのりに対し、司はコーチへの転身を決意。彼女を世界一のスケーターにすることを誓う。同作は月刊アフタヌーン(講談社)にて連載中で、単行本は6巻まで刊行されている。
また2位は篠原健太「ウィッチウォッチ」が受賞。3位には末永裕樹原作による馬上鷹将「あかね噺」が選出された。
なおWebマンガ部門の1位は地主「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」が受賞。特別賞としてU-NEXT賞では、コミックス部門に紺野アキラ「クジマ歌えば家ほろろ」、Webマンガ部門に荒井小豆原作によるジアナズ「異世界ありがとう」が選出された。また海外ファンの熱量が高かった作品に贈られるGlobal特別賞も発表され、英語版に裏那圭「ガチアクタ」、繁体字版にモクモクれん「光が死んだ夏」が輝いた。
「次にくるマンガ大賞」は、これからのブレイクが予想される作品を発掘し紹介するという趣旨で2014年に創設された賞。シリーズ既刊が5巻以内の作品を対象とした「コミックス部門」、Webをメイン媒体として連載中のオリジナル作品を対象とし、シリーズ既刊が5巻以内の作品を対象とした「Webマンガ部門」が用意されており、一般ユーザーからの投票で大賞が決定する。また今回はコミックス部門・Webマンガ部門合わせて4787作品がエントリーし、投票総数は約46万票を記録した。
「次にくるマンガ大賞 2022」結果
コミックス部門
1位:つるまいかだ「メダリスト」
2位:篠原健太「ウィッチウォッチ」
3位:末永裕樹、馬上鷹将「あかね噺」
4位:二階堂幸「雨と君と」
5位:マポロ3号「PPPPPP(ピピピピピピ)」
6位:杉浦次郎「僕の妻は感情がない」
7位:中村颯希、尾羊英「ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~」
8位:いのり。、青乃下「私の推しは悪役令嬢。」
9位:仲間りょう「高校生家族」
10位:くさかべゆうへい「白山と三田さん」
11位:師走ゆき「多聞くん今どっち!?」
12位:森下真「すだちの魔王城」
13位:裏那圭「ガチアクタ」
14位:林田球「大ダーク」
15位:ひらかわあや「帝乃(みかどの)三姉妹は案外、チョロい。」
16位:とよ田みのる「これ描いて死ね」
17位:村野真朱、依田温「琥珀の夢で酔いましょう」
18位:紺野アキラ「クジマ歌えば家ほろろ」
19位:田口囁一「ふたりエスケープ」
20位:きさいちさとし「ブラックチャンネル」
特別賞 U-NEXT賞
コミックス部門:紺野アキラ「クジマ歌えば家ほろろ」
Webマンガ部門:荒井小豆、ジアナズ「異世界ありがとう」
特別賞 Global特別賞
英語版:裏那圭「ガチアクタ」
繁体字版:モクモクれん「光が死んだ夏」