よしながふみ「大奥」2023年1月にNHKでドラマ化、脚本は森下佳子が担当

「大奥」イラスト(c)よしながふみ/白泉社

よしながふみ「大奥」のTVドラマ化が決定。NHK総合にて2023年1月に放送開始される。

2004年から2020年にかけてメロディ(白泉社)で連載された「大奥」は、男子のみを襲う謎の疫病が国中に蔓延し、男子の数が激減した江戸時代を舞台にしたSF時代劇。将軍職をはじめとした主な役職を女性が受け継ぎ、男性は希少な“種馬”として大切に育てられるようになった日本で、代々の将軍とその周囲のさまざまな絆が描かれてきた。単行本は全19巻が刊行されており、第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第13回手塚治虫文化賞マンガ大賞、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞、第1回ananマンガ大賞、第56回小学館漫画賞少女向け部門、第42回日本SF大賞など数々の賞も受賞。2010年と2012年に実写映画化、同じく2012年にTVドラマ化も果たしている。

ドラマの脚本は「JIN-仁-」「ごちそうさん」「おんな城主 直虎」など手がけた森下佳子が担当。「3代 徳川家光×万里小路有功 編」「5代 徳川綱吉×右衛門佐 編」「8代 徳川吉宗×水野祐之進 編」と大政奉還までの物語を描く。9月より各将軍編に登場する主要キャストが発表される。

ドラマ10「大奥」

2023年1月放送開始
原作:よしながふみ「大奥」
脚本:森下佳子
制作統括:藤並英樹
プロデューサー:舩田遼介、松田恭典
演出:大原拓、田島彰洋、川野秀昭