重野なおき「雑兵めし物語」1巻が、本日7月29日に発売された。
「雑兵めし物語」は、戦国時代を舞台に雑兵の食事情を描いた物語。「塩尻峠の戦い」に小笠原軍の雑兵として参加していた作兵衛が、武田軍に家族を皆殺しにされた武家の姫・つると出会ったことから物語は始まる。敗走中で食料のない作兵衛が作るものといえば、落ち武者の死骸から奪った紐を鍋で煮たものなどのサバイバル料理だが、食いしん坊なつるはそんなご飯も美味しそうに平らげてしまう。天下取りよりも今日のご飯が重要な者たちを主役にした歴史ドラマが展開される。同作はまんがライフオリジナル(竹書房)で連載中。