本日7月15日発売のイラストレーション235号（玄光社）で、「イラストレーションとマンガ」と題した特集が組まれた。
同特集は「『イラストレーション』と『マンガ』。それぞれの言葉を聞いて、何を思い浮かべますか？」という問いかけから始まり、その2つを簡潔に区分することはできないと前置きをした上で、ジャンルを行き来することで生まれる表現の豊かさに注目。マンガとイラストレーションを行き来する作家として「風街のふたり」のカシワイ、「かしこくて勇気ある子ども」の山本美希、「鬼の子」のながしまひろみ、「ゆうれい犬と街散歩」の中村一般、「世にも奇妙なスーパーマーケット」の嶽まいこを取り上げ、作品紹介やインタビューを掲載している。
また評論家・塚田優の特別寄稿「イラストレーションと漫画の境界線」、自費出版で展開されているミニコミ誌を紹介する「ミニコミ誌の潮流」、マンガの目利きである書店員2人にオススメ本を聞いた「粕川ゆきさんと本田翔也さんに聞くオススメマンガ」、マガジンハウス漫画準備室の関谷武裕氏、フリーランスの筒井大介氏、rn pressの野口理恵氏による編集者対談「マンガと絵本とイラストレーション」も展開されている。
