「すべての二次元オタクを幸せにする」が目標のviviON、紙の書籍の出版事業を開始

viviON THOTHの告知ビジュアル。

電子書籍やオンラインサービスを手がけるviviONグループが、紙の書籍の出版事業を開始すると明らかに。出版レーベル・viviON THOTH(ヴィヴィオントート)が立ち上がり、9月に紙の単行本が2冊発売される。

「すべての二次元オタクを幸せにする」を目標に、電子書籍をはじめとするコンテンツのダウンロード販売や、電子マンガの出版事業を行なってきたviviON。デジタルが普及していく中でも“紙の本”の魅力が失われることはない、Web上に蓄積された作品を“紙”の形で将来に残したいというクリエイターやユーザーの思いに応え、紙の書籍出版事業に取り組むことを決定した。

viviON THOTHの名前は、エジプト神話で書と知識を司る神とされているトート神が由来。本の神様としても多くの人々に愛されているトート神のように、viviONの本も広く世界に知られ多くの人に愛してもらいたいという願いが込められている。viviON THOTH内では、個性の異なる3つのマンガレーベルを展開。viviON THOTH COMICSではジャンルの垣根を越えた作品を、viviON THOTH BLANKETではBL作品を、viviON THOTH PILLOWではTL作品を取り扱う。

9月に紙の単行本が発売されるのは、芥「出世の花道」とさんずい尺「全力で、愛していいかな?」の1巻。「出世の花道」は通常版に加え、特装版の販売も予定されている。今後のラインナップや特典情報は、公式サイトで追って発表されるのでチェックしよう。